スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(UNIX(R)用)

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1.5 バージョンによって省略値が異なるオペランド,及び指定不要になったオペランド

<この節の構成>
(1) バージョンによって省略値が異なるオペランド
(2) 指定不要になったオペランド

(1) バージョンによって省略値が異なるオペランド

バージョンによって省略値が異なるオペランドを次の表に示します。

バージョンアップした場合に,オペランドの省略値を変更したくないときはpd_sysdef_default_optionオペランドに,v6compatible 又はv7compatibleを指定してください。

表1-8 バージョンによって省略値が異なるオペランド

オペランド名 recommendable
(最新バージョンの省略値)
v7compatible
(HiRDB Version 7の省略値)
v6compatible
(HiRDB Version 6以前の省略値)
pd_additional_optimize_level "COST_BASE_2" "COST_BASE_2" "NONE"
pd_assurance_index_no 500(HiRDBの正常開始時に自動的に増加しない)
  • HiRDB/シングルサーバの場合
    データディクショナリ表のインデクス数(124)+50(HiRDBの正常開始時に自動的に増加する)
  • HiRDB/パラレルサーバの場合
    50(HiRDBの正常開始時に自動的に増加する)

  • HiRDB/シングルサーバの場合
    データディクショナリ表のインデクス数(124)+50(HiRDBの正常開始時に自動的に増加する)
  • HiRDB/パラレルサーバの場合
    50(HiRDBの正常開始時に自動的に増加する)
pd_assurance_table_no 500(HiRDBの正常開始時に自動的に増加しない) 100(HiRDBの正常開始時に自動的に増加する) 0(HiRDBの正常開始時に自動的に増加しない)
pd_aud_async_buff_count Max(1,ユニット内HiRDBサーバ数×10) 3 3
pd_aud_async_buff_size 401408 4096 4096
pd_bes_shmpool_size HiRDBによる自動計算 HiRDBによる自動計算 1024
pd_cancel_down_msgchange Y N N
pd_dbbuff_attribute free fixed(64ビットモードの場合はfree) fixed(64ビットモードの場合はfree)
pd_dbbuff_lru_option MIX SEPARATE SEPARATE
pd_dic_shmpool_size HiRDBによる自動計算 HiRDBによる自動計算 1024
pd_large_file_use
  • 08-05以降のバージョン:Y
  • 08-04以前のバージョン:N
N N
pd_lck_hash_entry 0(HiRDBによる自動計算) 0(HiRDBによる自動計算) 11261
pd_lck_pool_size 16000(64ビットモードの場合は32000) 16000(64ビットモードの場合は32000) 1024
pd_lck_release_detect pipe interval interval
pd_lck_wait_timeout Max(180,pd_watch_timeの値) Max(180,pd_watch_timeの値) 180
pd_log_max_data_size 400000 32000 32000
pd_log_sdinterval
  • システムログ出力量:5000
  • 経過時間:60

  • システムログ出力量:1000
  • 経過時間:60

  • システムログ出力量:1000
  • 経過時間:60
pd_log_write_buff_count 10 3 3
pd_max_access_tables 64 64 16
pd_max_commit_write_reclaim_no 10 0 0
pd_max_server_process HiRDBによる自動計算 HiRDBによる自動計算 100
pd_optimize_level pd_optimize_levelオペランドを参照してください。 pd_optimize_levelオペランドを参照してください。 "SELECT_APSL"
pd_pageaccess_mode SNAPSHOT SNAPSHOT NORMAL
pd_process_terminator fixed fixed nonresident
pd_process_terminator_max Max(3,↑(pd_max_usersの値+pd_max_reflect_process_countの値)÷100↑) ↑(pd_max_usersの値+pd_max_reflect_process_countの値)÷100↑ ↑(pd_max_usersの値+pd_max_reflect_process_countの値)÷100↑
pd_sds_shmpool_size HiRDBによる自動計算 HiRDBによる自動計算 1024
pd_spool_cleanup_interval_level
  • 日数:7
  • 削除種別:all

  • 日数:7
  • 削除種別:dump

  • 日数:7
  • 削除種別:dump
pd_spool_cleanup_level
  • 日数:7
  • 削除種別:all

  • 日数:7
  • 削除種別:dump

  • 日数:7
  • 削除種別:dump
pd_thdlock_retry_time 1000 10000 10000
pd_trn_commit_optimize ONEPHASE ONEPHASE NOUSE
pd_trn_send_decision_interval pd_trn_send_decision_intval_secオペランドの値 5 5
pd_work_buff_mode pool pool each
pd_work_table_option 1 1 0
SHMMAX 200(32ビットモードの場合だけ省略値が変更になります) 200(32ビットモードの場合だけ省略値が変更になります) 6

(2) 指定不要になったオペランド

バージョンアップによって,次に示すオペランドを指定する必要がなくなりました。バージョンアップした場合に,これらのオペランドを指定したままでもエラーにはなりません。

バージョン08-00から指定する必要がなくなったオペランド
  • pd_dynamic_sql_object_cache

バージョン07-00から指定する必要がなくなったオペランド
  • pd_multi_fes
  • pd_redo_skip_inf