高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引

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eemchotqskip(出力キューの未送信メッセージのスキップ)

機能

指定したサービスグループ下のサービス名に対応する出力キューの未送信のメッセージ(送信に失敗したメッセージを含む)をスキップして,送信済みにします。

eemchotqskipコマンドは,該当する出力キューが閉塞中の場合にだけ実行できます。

コマンドの形式

 
eemchotqskip -g サービスグループ名
             -m サービスグループ名
             -v サービス名
             -s {all|one|num}
           〔-n 出力キュー通番〕
 

オプションの説明

●-g サービスグループ名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
TP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。

●-m サービスグループ名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
スキップ対象とする出力キューのサービスグループ名を指定します。

●-v サービス名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
スキップ対象とする出力キューのサービス名を指定します。

●-s {all|one|num}

 
送信済みにするメッセージを指定します。
all:
未送信メッセージをすべてスキップし,送信済みにします。
one:
未送信の先頭1メッセージをスキップし,送信済みにします。
num:
-nオプションで指定された出力キュー通番までの未送信メッセージをスキップし,送信済みにします。

●-n 出力キュー通番

  〜((1〜4294967295))
送信済みにする出力キューの出力キュー通番を指定します。
指定した出力キュー通番と一致する未送信メッセージがある場合は,指定した通番までのメッセージをスキップし,送信済みにします。指定した出力キュー通番と一致する未送信メッセージがない場合は,メッセージをスキップしないで正常終了します。
このオプションは,-sオプションでnumを指定した場合だけ指定できます。

出力メッセージ

メッセージID 内容 出力先
KFSB98001-E コマンドの形式が不正です。 標準エラー出力
KFSB98002-E フラグ引数が不正です。 標準エラー出力
KFSB98004-E オプションの組み合わせが不正です。 標準エラー出力
KFSB98005-E コマンドが失敗しました。 標準エラー出力
KFSB98006-E 領域の確保に失敗しました。 標準エラー出力
KFSB98026-I 未送信メッセージをスキップしました。 標準出力
KFSB98034-E 未送信メッセージのスキップに失敗しました。 標準エラー出力
KFSB98052-I ヘルプメッセージ 標準出力
KFSB98099-E 内部矛盾が発生しました。 標準エラー出力

注意事項

eemchotqskipコマンドに関する注意事項を次に示します。