高速トランザクション処理基盤 TP1/EE/Extended Transaction Controller 使用の手引

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eemchotqls(出力キューの状態表示)

機能

出力キュー(OTQ)の状態を表示します。

コマンドの形式

 
eemchotqls -g サービスグループ名
         〔-m サービスグループ名〕
           -s {act|dct|all}
 

オプションの説明

●-g サービスグループ名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
TP1/EEプロセスのサービスグループ名を指定します。

●-m サービスグループ名

  〜〈1〜31文字の識別子〉
出力キューの状態を表示するサービスグループ名を指定します。
このオプションを省略した場合,すべてのサービスグループが対象となります。

●-s {act|dct|all}

 
表示する出力キューの状態を指定します。
act:
閉塞していないサービス名をすべて表示します。
dct:
閉塞しているサービス名をすべて表示します。
all:
すべてのサービス名を表示します。

出力形式

eemchotqlsコマンドの出力形式を次の図に示します。

図6-7 eemchotqlsコマンドの出力形式

[図データ]

[図データ]

変数の説明
変数 意味
aa....aa サービスグループ名
bb....bb サービス名
cc....cc メッセージ送信要求済み出力キューの通番(10進数)
メッセージ送信要求がない場合は0が表示されます。
dd....dd メッセージ送信済み出力キューの通番(10進数)
メッセージ送信要求がない場合は0が表示されます。
ee....ee 未送信メッセージ数(10進数)
xxx 出力キューの状態
  • ACT:閉塞解除状態
  • DCT:自動閉塞中
  • DCC:コマンドによる閉塞中
  • DCA:API関数による閉塞中
y 閉塞レベル
  • G:サービスグループレベル
  • S:サービスレベル
  • *:閉塞解除状態

出力対象のサービス名がない場合は,「対象のサービスはありません。」が表示されます。

出力メッセージ

メッセージID 内容 出力先
KFSB98001-E コマンドの形式が不正です。 標準エラー出力
KFSB98002-E フラグ引数が不正です。 標準エラー出力
KFSB98004-E オプションの組み合わせが不正です。 標準エラー出力
KFSB98005-E コマンドが失敗しました。 標準エラー出力
KFSB98006-E 領域の確保に失敗しました。 標準エラー出力
KFSB98053-I ヘルプメッセージ 標準出力
KFSB98099-E 内部矛盾が発生しました。 標準エラー出力

注意事項

CLサーバの場合,待機系では実行系よりも遅れて出力キューの状態が更新されます。