13.7.4 トリガメッセージの形式
トリガメッセージの形式は,MQTM構造体で定義されます。この構造体には,次に示すフィールドがあります。キューマネジャはトリガメッセージを生成するとき,アプリケーションキューのオブジェクト定義およびプロセス定義を使用して,構造体に情報を設定します。
- StrucId
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構造体識別子
- Version
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構造体バージョン
- QName
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トリガイベントが発生したアプリケーションキューの名前。キューマネジャがトリガメッセージを生成するとき,このフィールドにアプリケーションキューのQName属性を設定します。
- ProcessName
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アプリケーションキューに対応するプロセス定義オブジェクトの名前。キューマネジャがトリガメッセージを生成するとき,このフィールドにアプリケーションキューのProcessName属性を設定します。
- TriggerData
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トリガモニタアプリケーションで使用するための自由形式の領域。キューマネジャがトリガメッセージを生成するとき,このフィールドにアプリケーションキューのTriggerData属性を設定します。
- ApplType
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トリガモニタアプリケーションが開始するアプリケーションタイプ。キューマネジャがトリガメッセージを生成するとき,このフィールドにProcessName属性で識別されるプロセス定義オブジェクトのApplType属性を設定します。
- ApplId
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トリガモニタアプリケーションが開始するアプリケーションを識別する文字列。キューマネジャがトリガメッセージを生成するとき,このフィールドにProcessName属性で識別されるプロセス定義オブジェクトのApplId属性を設定します。
- EnvData
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トリガモニタアプリケーションで使用する環境関連データの文字フィールド。キューマネジャがトリガメッセージを生成するとき,このフィールドにProcessName属性で識別されるプロセス定義オブジェクトのEnvData属性を設定します。
- UserData
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トリガモニタアプリケーションで使用するユーザデータの文字フィールド。キューマネジャがトリガメッセージを生成するとき,このフィールドにProcessName属性で識別されるプロセス定義オブジェクトのUserData属性を設定します。
MQTM構造体の詳細については,マニュアル「TP1/Message Queue プログラム作成リファレンス」を参照してください。