11.3 MQINQ命令が失敗する状況
属性を照会するために別名キューをオープンする場合は,ベースキューではなく別名キューの属性だけが返されます。しかし,別名キューが解決されるベースキューの定義がキューマネジャによってオープンされ,自アプリケーションによるMQOPEN命令とMQINQ命令の間に他アプリケーションがベースキューの使用方法を変更する場合は,自アプリケーションのMQINQ命令は失敗し,MQRC_OBJECT_CHANGEDの理由コードが返されます。別名キューの属性が変更される場合も命令は失敗します。
同様に,属性の照会用にリモートキューをオープンするとき,リモートキューのローカル定義の属性だけが返されます。
属性を照会するキュータイプに有効でない一つ以上のセレクタを指定する場合,MQINQ命令は警告で完了し,次に示す出力を設定します。
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整数型属性について,IntAttrsパラメタの該当する要素にMQIAV_NOT_APPLICABLE
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文字型属性について,CharAttrsパラメタの該当する要素にアスタリスク
属性を照会するオブジェクトタイプに有効でない一つ以上のセレクタを指定する場合,MQINQ命令は失敗しMQRC_SELECTOR_ERRORの理由コードを返します。
モデルキューを照会するためにMQINQ命令は使用できません。TP1/Message Queueでは,mqainqコマンドを使用します。