6.2.1 コネクションハンドルとオブジェクトハンドル
キューマネジャと通信するアプリケーションでは,キューマネジャを区別するユニークな識別子が必要です。この識別子をコネクションハンドルといいます。コネクションハンドルは,アプリケーションがキューマネジャに接続するときにMQCONN命令から返されます。アプリケーションでほかの命令を使用するときには,コネクションハンドルを入力パラメタとして指定します。
オブジェクトを使用するアプリケーションでは,オブジェクトを区別するユニークな識別子が必要です。この識別子をオブジェクトハンドルといいます。オブジェクトハンドルは,アプリケーションがオブジェクトをオープンするときMQOPEN命令から返されます。アプリケーションで後続のMQPUT命令,MQGET命令,MQINQ命令,MQSET命令,またはMQCLOSE命令を使用するときには,オブジェクトハンドルを入力パラメタとして指定します。
アプリケーションとキューマネジャの接続の手順およびハンドルの有効範囲については,マニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。