3.12.1 識別コンテキスト
識別コンテキスト情報では,最初にメッセージをキューに登録したアプリケーションのユーザを識別します。
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キューマネジャは,ユーザを識別する名前をUserIdentifierフィールドに設定します。方法は,アプリケーションが動作する環境によって異なります。
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キューマネジャは,メッセージを登録したアプリケーションから決定されたトークンまたは数字をAccountingTokenフィールドに設定します。
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アプリケーションはApplIdentityDataフィールドを使用して,ユーザについて追加したい特別な情報(暗号化されたパスワードなど)を設定できます。
適切に認証されたアプリケーションは,上記のフィールドを設定できます。
キューマネジャ間でメッセージを受け渡しするアプリケーションでも,他アプリケーションがメッセージの登録元を知ることができるように,識別コンテキストを受け渡すようにしてください。