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OpenTP1 Version 7 OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue プログラム作成の手引


3.11 応答キューとキューマネジャ

自分が送信したメッセージに対して,次に示すメッセージを受信することがあります。

MQMD構造体のReplyToQフィールドを使用して,応答メッセージと報告メッセージを受信したいキューの名前を指定します。ReplyToQMgrフィールドには応答キューを保持するキューマネジャの名前を指定してください。

ReplyToQMgrフィールドを空白のまま放置すると,キューマネジャがメッセージ記述子の次に示すフィールドの内容を設定します。

ReplyToQ

ReplyToQがリモートキューのローカル定義の場合,ReplyToQフィールドにはリモートキューの名前が設定されます。それ以外の場合では,このフィールドは設定されません。

ReplyToQMgr

ReplyToQMgrがリモートキューのローカル定義の場合,ReplyToQMgrフィールドにはリモートキューを保持するキューマネジャの名前が設定されます。メッセージが転送失敗後に破棄されない場合には,リモートキューマネジャはデッドレターキューにメッセージを登録します。

注意

キューマネジャがメッセージの転送を何回も再試行するようにmqtalccha定義コマンドで設定できます。メッセージの転送失敗時にメッセージを破棄しない場合には,リモートキューマネジャはメッセージをデッドレターキューに登録できます。