OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引
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コネクション障害(コーラ側)の障害処理について,次の表に示します。
表7-4 コネクション障害(コーラ側)の障害処理
| 障害内容 |
MQTの障害処理 |
ユーザの処理 |
| コネクション確立時の障害(重度)※1 |
- <16331-E>「TCPインタフェースエラー」または<16322-E>「確立に失敗」
- チャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
|
障害要因を取り除いたあとmqtstachaコマンドを入力してください。 |
| コネクション確立時の障害(軽度)※2 |
- <16331-E>「TCPインタフェースエラー」または<16322-E>「確立に失敗」
- チャネル定義の確立再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。
- 再試行しない場合※3,または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
|
障害要因を取り除いてください。3.の場合は,障害要因を取り除いたあとmqtstachaコマンドを入力してください。 |
| メッセージ転送時の障害 |
- <16331-E>「TCPインタフェースエラー」
- メッセージの転送を中断します。
- 送信中のメッセージ※4は転送キューに戻し,受信中のメッセージ※4は破棄されます。
- チャネル定義の確立再試行の指定によって,チャネル確立を再試行します。
- 再試行しない場合※3または再試行回数を超えた場合はチャネルを終了します(チャネル使用不可状態)。
|
障害要因を取り除いてください。5.の場合は,障害要因を取り除いたあとmqtstachaコマンドを入力してください。 |
- (凡例)
- < >:出力されるメッセージログIDです。メッセージログIDには,先頭にKFCAが付きます。
- 「 」:メッセージログの内容です。
- 注※1
- コネクション確立時の障害(重度)とは,エラーナンバENOBUFS(Windowsの場合は,WSAENOBUFS)エラーのことであり,メモリ不足によって発生します。
- 注※2
- コネクション確立時の障害(軽度)とは,エラーナンバENOBUFS(Windowsの場合は,WSAENOBUFS)以外のエラーのことです。
- 注※3
- クラスタチャネルの場合は,チャネル状態は「チャネル停止」になります。
- 注※4
- バッチ転送によって複数のメッセージを転送していた場合,そのバッチのすべてのメッセージが該当します。
- ファーストチャネルが転送する非永続メッセージが,転送キューから取り出されて相手システムに登録される前に,該当するバッチに障害が発生した場合,非永続メッセージは破棄されることがあります。
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