OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引

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mqrremoveクラスタからの脱退

形式

 
mqrremove  〔{-s-q}〕{-c クラスタ名|-a

機能

リポジトリ管理サーバにクラスタからの脱退または脱退解除を依頼します。

リポジトリ管理サーバは参加済みのクラスタに所属するクラスタレシーバチャネルについてフルリポジトリキューマネジャに削除依頼を送信します。または脱退済みのクラスタに所属するクラスタレシーバチャネルについてフルリポジトリキューマネジャに追加依頼を送信します。

mqrremoveコマンドの使用手順については,「2.8.13 高度な作業」を参照してください。

オプション

● -s

クラスタからの脱退を解除します。

● -q

フルリポジトリキューマネジャのリポジトリから不要なキュー情報を削除する場合に指定します。ローカルのクラスタキュー情報の削除をフルリポジトリに通知します。

● -c クラスタ名

 〜<1〜48文字のMQ文字列>

脱退または脱退解除するクラスタ名を指定します。

● -a

リポジトリ管理サーバが参加しているすべてのクラスタから脱退します。または,脱退しているすべてのクラスタから脱退解除します。

注意事項

  1. リポジトリ管理サーバが開始していない場合はエラーとなります。また,指定したクラスタ名が存在しない場合またはクラスタの参加状態がオプションと異なる場合もエラーとなります。
  2. 脱退が完了するのは,クラスタメッセージがフルリポジトリに送信された時です。OpenTP1を終了する前に,SYSTEM.CLUSTER.TRANSMIT.QUEUEの中にメッセージが滞留していないことを確認してください。メッセージが滞留している状態で,OpenTP1を終了しキューファイルの再作成を行った場合は,脱退処理が完了していません。脱退する場合はクラスタを管理しているフルリポジトリからRESET CLUSTERコマンドに自システムのキューマネジャ名を指定して実行してください。

出力メッセージ

出力メッセージID 内容 出力先
KFCA04208-E MQAサーバのV/Rが誤っています。 標準エラー出力
KFCA04209-E メモリ不足で処理を続行できません。 標準エラー出力
KFCA04300-E コマンドで指定した引数の数が正しくありません。 標準エラー出力
KFCA04301-E 定義解析中にエラーが発生しました。 標準エラー出力
KFCA04302-E MQAサービスが終了処理中です。 標準エラー出力
KFCA04303-E RPCでネットワーク障害が発生しました。 標準エラー出力
KFCA04304-E MQAサービスが起動されていません。 標準エラー出力
KFCA04307-E 指定したオプションの数が誤っています。 標準エラー出力
KFCA26184-E プロセス固有領域のメモリ不足で処理を続行できません。 標準エラー出力
KFCA31030-E コマンド実行中に異常を検知しました。 標準エラー出力
KFCA31115-E コマンドに対して処理結果を送信できません。 メッセージログファイル
KFCA31120-E RPCインタフェースで異常を検知しました。 標準エラー出力
KFCA31124-E リポジトリ管理サーバが起動されていません。 標準エラー出力
KFCA31172-E 指定した情報は存在しません。 標準エラー出力
KFCA31173-E OpenTP1がオンライン状態ではないため,コマンドを実行できません。 標準エラー出力
KFCA31526-I リポジトリ管理サーバに処理を依頼しました。 メッセージログファイル
KFCA31530-E リポジトリ管理サーバは指定したクラスタに参加していません。 標準エラー出力
KFCA31532-I ヘルプメッセージ 標準出力
KFCA31536-E リポジトリ管理サーバへの処理依頼に失敗しました。 メッセージログファイル
KFCA31537-E リポジトリ管理サーバは指定したクラスタから脱退していません。 標準エラー出力
KFCA31538-E 指定したクラスタ名が誤っています。 標準エラー出力