OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引
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mqainq(オブジェクトの属性表示)
形式
機能
キューマネジャの情報,ローカルキューの情報,モデルキューの情報,リモートキューのローカル定義の情報,別名キューの情報,キュー名の一覧,およびプロセス定義の情報を表示します。
オプション
● -m
キューマネジャの情報を出力する場合に指定します。
● -x
キューの名称を一覧で出力する場合に指定します。
● -q
ローカルキューの情報,モデルキューの情報,リモートキューのローカル定義の情報,または別名キューの情報を出力する場合に指定します。
● -p
プロセス定義の情報を出力する場合に指定します。
コマンド引数
● キューマネジャ名
〜<1〜48文字のMQ文字列>
出力する情報のキューマネジャの名称を指定します。
● オブジェクト名
〜<1〜48文字のMQ文字列>
出力する情報のオブジェクトのローカル名を指定します。
-qまたは-pオプションを指定した場合に指定します。
出力形式
● キューマネジャの属性
キューマネジャ名 = aa....aa
キューマネジャ記述子 = bb....bb
プラットフォーム = cc....cc
トリガ間隔 = dd....dd
デッドレターキュー名 = ee....ee
最大メッセージ優先度 = ff....ff
省略時の転送キュー名 = gg....gg
文字セット識別子 = hh....hh
最大ハンドル数 = ii....ii
トランザクション完了待ち最大メッセージ数 = jj....jj
最大メッセージ長 = kk....kk
トランザクション有効性 = ll....ll
配布リスト = mm....mm
- aa....aa
- キューマネジャ名(1〜48文字のMQ文字列)
- bb....bb
- キューマネジャ記述子(1〜64文字の文字列)
- cc....cc
- プラットフォーム(10進数)"OpenTP1"を表示
- dd....dd
- トリガ間隔(0〜999999999の10進数)
- ee....ee
- デッドレターキュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- ff....ff
- 最大メッセージ優先度(10進数)
- gg....gg
- 省略時の転送キュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- hh....hh
- 文字セット識別子(10進数)
- ii....ii
- 最大ハンドル数(10進数)
- jj....jj
- TP1/Message Queueでは,この属性は使用されません。
- 0が表示されます。
- kk....kk
- 最大メッセージ長(10進数,単位:バイト)
- ll....ll
- トランザクション有効性(次に示すどちらかを表示)
- AVAILABLE:トランザクションの同期点処理を利用できます。
- NOT AVAILABLE:トランザクションの同期点処理を利用できません。
- mm....mm
- 配布リスト(次に示すどちらかを表示)
- SUPPORTED:配布リストに対応しています。
- NOT SUPPORTED:配布リストに対応していません。
● ローカルキューおよびモデルキューの属性
キュー名 = aa....aa
キュータイプ = bb....bb
キュー記述子 = cc....cc
取り出し許可 = dd....dd
登録許可 = ee....ee
省略時のメッセージ優先度 = ff....ff
省略時のメッセージ永続性 = gg....gg
キューの有効範囲 = hh....hh
プロセス名 = ii....ii
最大メッセージ登録数 = jj....jj
最大メッセージ長 = kk....kk
共用性 = ll....ll
省略時の取り出しオプション = mm....mm
ロールバック回数記録方法 = nn....nn
メッセージ配布順序 = oo....oo
キュー保持時間 = pp....pp
定義タイプ = qq....qq
使用種別 = rr....rr
入力オープン数 = ss....ss
出力オープン数 = tt....tt
メッセージ登録数 = uu....uu
作成日付 = YYYY-MM-DD
作成時刻 = HH.MM.SS
イニシエーションキュー名 = vv....vv
トリガ制御 = ww....ww
トリガタイプ = xx....xx
トリガのためのメッセージ優先度の下限値 = yy....yy
トリガのためのメッセージ登録数の下限値 = zz....zz
トリガデータ = a1....a1
キューファイルグループ名 = b1....b1
キューファイル名 = c1....c1
配布リスト = d1....d1
デフォルトのバインディング = e1....e1
クラスタ内共用クラスタ名称 = f1....f1
- aa....aa
- キュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- bb....bb
- キュータイプ(次に示すどちらかを表示)
- LOCAL QUE:ローカルキュー
- MODEL QUE:モデルキュー定義
- cc....cc
- キュー記述子(1〜64文字の文字列)
- dd....dd
- 取り出し許可(次に示すどちらかを表示)
- INHIBITED:取り出しを禁止します。
- ALLOWED:取り出しを許可します。
- ee....ee
- 登録許可(次に示すどちらかを表示)
- INHIBITED:登録を禁止します。
- ALLOWED:登録を許可します。
- ff....ff
- 省略時のメッセージ優先度(10進数)
- gg....gg
- 省略時のメッセージ永続性(次に示すどちらかを表示)
- PERSISTENT:永続メッセージにします。
- NOT PERSISTENT:永続メッセージにしません。
- hh....hh
- キューの有効範囲(次に示す値を表示)
- QUE MGR:キュー定義はキューマネジャスコープを持ちます。
- ii....ii
- プロセス名(1〜48文字のMQ文字列)
- jj....jj
- 最大メッセージ登録数(10進数)
- kk....kk
- 最大メッセージ長(10進数,単位:バイト)
- ll....ll
- 共用性(次に示すどちらかを表示)
- SHAREABLE:キューを共用できます。
- NOT SHAREABLE:キューを共用できません。
- mm....mm
- 省略時の取り出しオプション(次に示すどちらかを表示)
- INPUT EXCLUSIVE:排他アクセスのメッセージ取り出し用にオープンします。
- INPUT SHARED:共有アクセスのメッセージ取り出し用にオープンします。
- nn....nn
- ロールバック回数記録方法(次に示す値を表示)
- NOT HARDENED:ロールバック回数を記録しません。
- oo....oo
- メッセージ配布順序(次に示すどちらかを表示)
- PRIORITY:優先度の順序でメッセージが返されます。
- FIFO:FIFO(先入れ先出し)の順序でメッセージが返されます。
- pp....pp
- キュー保持時間(10進数)
- qq....qq
- 定義タイプ(次に示すどれかを表示)
- PREDEFINED:定義済みキュー
- PERMANENT DYNAMIC:永続的動的キュー
- TEMPORARY DYNAMIC:一時的動的キュー
- rr....rr
- 使用種別(次に示すどちらかを表示)
- NORMAL:通常キュー。通常のアプリケーションがメッセージを登録,または取り出しをする場合に使用します。
- TRANSMISSION:転送キュー。リモートキューマネジャあてのメッセージを保持するために使用します。
- ss....ss
- 入力オープン数(10進数)
- tt....tt
- 出力オープン数(10進数)
- uu....uu
- メッセージ登録数(10進数)
- YYYY-MM-DD
- 作成日付(年-月-日)
- 作成日付はシステムの設定時刻で表示されます。
- HH.MM.SS
- 作成時刻(時.分.秒)
- 作成時刻はシステムの設定時刻で表示されます。
- vv....vv
- イニシエーションキュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- ww....ww
- トリガ制御(次に示すどちらかを表示)
- OFF:トリガメッセージを要求しません。
- ON:トリガメッセージを要求します。
- xx....xx
- トリガタイプ(次に示すどれかを表示)
- NONE:トリガメッセージは通知されません。
- FIRST:空でない場合に通知されます。
- EVERY:メッセージごとに通知されます。
- DEPTH:一定の格納数を超えた場合に通知されます。
- yy....yy
- トリガのためのメッセージ優先度の下限値(10進数)
- zz....zz
- トリガのためのメッセージ登録数の下限値(10進数)
- a1....a1
- トリガデータ(1〜64文字の文字列)
- b1....b1
- キューファイルグループ名(1〜31文字の識別子)
- c1....c1
- キューファイル名(1〜59文字の文字列)
- d1....d1
- 配布リスト(次に示すどちらかを表示)
- SUPPORTED:配布リストに対応しています。
- NOT SUPPORTED:配布リストに対応していません。
- e1....e1
- デフォルトのバインディング(次に示すどちらかを表示)
- FIXED:キューがオープンされたハンドルにあて先を固定します。
- NOT FIXED:キューにメッセージが登録される場合,メッセージ単位にあて先を決定します。
- f1....f1
- クラスタ内共用クラスタ名称(1〜48文字のMQ文字列)
● リモートキューのローカル定義の属性
キュー名 = aa....aa
キュータイプ = bb....bb
キュー記述子 = cc....cc
登録許可 = dd....dd
省略時のメッセージ優先度 = ee....ee
省略時のメッセージ永続性 = ff....ff
リモートキュー名 = gg....gg
リモートキューマネジャ名 = hh....hh
転送キュー名 = ii....ii
デフォルトのバインディング = jj....jj
クラスタ内共用クラスタ名称 = kk....kk
- aa....aa
- キュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- bb....bb
- キュータイプ
- REMOTE QUE:リモートキューのローカル定義
- cc....cc
- 注釈記述用のフィールド(1〜64文字の文字列)
- dd....dd
- キューに対する登録許可(次に示すどちらかを表示)
- INHIBITED:登録を禁止します。
- ALLOWED:登録を許可します。
- ee....ee
- 省略時のメッセージ優先度(10進数)
- ff....ff
- 省略時のメッセージ永続性(次に示すどちらかを表示)
- PERSISTENT:永続メッセージにします。
- NOT PERSISTENT:永続メッセージにしません。
- gg....gg
- リモートキュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- hh....hh
- リモートキューマネジャ名(1〜48文字のMQ文字列)
- ii....ii
- 転送キュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- jj....jj
- デフォルトのバインディング(次に示すどちらかを表示)
- FIXED:キューがオープンされたハンドルにあて先を固定します。
- NOT FIXED:キューにメッセージが登録される場合,メッセージ単位にあて先を決定します。
- kk....kk
- クラスタ内共用クラスタ名称(1〜48文字のMQ文字列)
● 別名キューの属性
キュー名 = aa....aa
キュータイプ = bb....bb
キュー記述子 = cc....cc
取り出し許可 = dd....dd
登録許可 = ee....ee
省略時のメッセージ優先度 = ff....ff
省略時のメッセージ永続性 = gg....gg
ベースキュー名 = hh....hh
デフォルトのバインディング = ii....ii
クラスタ内共用クラスタ名称 = jj....jj
- aa....aa
- キュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- bb....bb
- キュータイプ
- ALIAS QUE:別名キュー定義
- cc....cc
- 注釈記述用のフィールド(1〜64文字の文字列)
- dd....dd
- キューに対する取り出し許可(次に示すどちらかを表示)
- INHIBITED:取り出しを禁止します。
- ALLOWED:取り出しを許可します。
- ee....ee
- キューに対する登録許可(次に示すどちらかを表示)
- INHIBITED:登録を禁止します。
- ALLOWED:登録を許可します。
- ff....ff
- 省略時のメッセージ優先度(10進数)
- gg....gg
- 省略時のメッセージ永続性(次に示すどちらかを表示)
- PERSISTENT:永続メッセージにします。
- NOT PERSISTENT:永続メッセージにしません。
- hh....hh
- ベースキュー名(1〜48文字のMQ文字列)
- ii....ii
- デフォルトのバインディング(次に示すどちらかを表示)
- FIXED:キューがオープンされたハンドルにあて先を固定します。
- NOT FIXED:キューにメッセージが登録される場合,メッセージ単位にあて先を決定します。
- jj....jj
- クラスタ内共用クラスタ名称(1〜48文字のMQ文字列)
● キュー名一覧の情報
キュー名 = aa....aa
- aa....aa
- キュー名(1〜48文字のMQ文字列)
● プロセス定義の属性
プロセス名 = aa....aa
プロセス記述子 = bb....bb
アプリケーションタイプ = cc....cc
アプリケーション記述子 = dd....dd
環境データ = ee....ee
ユーザデータ = ff....ff
- aa....aa
- プロセス名(1〜48文字のMQ文字列)
- bb....bb
- プロセス記述子(1〜64文字の文字列)
- cc....cc
- アプリケーションタイプ
- OpenTP1:OpenTP1アプリケーション
- ユーザ定義のアプリケーションタイプ最低値〜ユーザ定義のアプリケーションタイプ最高値
- dd....dd
- アプリケーション記述子(1〜256文字の文字列)
- ee....ee
- 環境データ(1〜128文字の文字列)
- ff....ff
- ユーザデータ(1〜128文字の文字列)
注意事項
- -qオプションで指定したオブジェクトが次に示すどれかの場合にエラーになります。
- ローカルキューを指定した際に,格納されているキューファイルが閉塞状態の場合
- モデルキューを指定した際に,MQAサービス定義のmqaqueatl定義コマンドで指定したキューファイルにキューを作成できない場合
- リモートキューのローカル定義を指定した際に,指定されたオブジェクト名がキューマネジャの別名として使用されている場合
- -xオプションを指定した場合,次に示すキュー名は出力されません。
- MQAサービス定義にモデルキューが定義されていないキュー名
- MQAサービス定義のmqaqueatl定義コマンドで指定されたキューファイルに作成できるキュー数が0件のキュー名
- ローカルキューを格納しているキューファイルが閉塞状態のローカルキュー名
- MQAサービス定義のmqaqueatl定義コマンドで指定されたキューファイルにキューを作成できないモデルキュー名
- キューマネジャの別名定義として使用されているリモートキューのローカル定義名
- MQAサービス定義のmqaqueatl定義コマンドで指定されたキューファイル名がないモデルキュー名
- MQAサービス定義のmqaqueatl定義コマンドで指定されたキューファイル名がオンライン中のキューファイルグループにないモデルキュー名
- MQAサービス定義のmqaalsque定義コマンドで指定されたBaseQName属性が,ローカルに定義されたキューの名前でない別名キュー名
- MQAサービス定義のmqaremque定義コマンドで指定されたXmitQName属性が空白ではなく,MQUS_TRANSMISSIONのUsage属性を持っていないキューが指定されているリモートキューのローカル定義名
- MQAサービス定義のmqaremque定義コマンドで指定されたXmitQName属性が空白で,RemoteQMgrName属性に,MQUS_TRANSMISSIONのUsage属性を持っていないキューが指定されているリモートキューのローカル定義名
- MQAサービス定義のmqaremque定義コマンドで指定されたXmitQName属性が空白ではなく,ローカルに定義されたキューの名前でもないリモートキューのローカル定義名
- MQAサービス定義のmqaremque定義コマンドで指定されたXmitQName属性が空白で,あて先キューマネジャと同じ名前で定義されている転送キューがない場合に,キューマネジャ定義のDefXmitQName属性によって指定されているキューが,MQUS_TRANSMISSIONのUsage属性を持っていないリモートキューのローカル定義名
- MQAサービス定義のmqaremque定義コマンドで指定されたXmitQName属性が空白で,あて先キューマネジャと同じ名前で定義されている転送キューがない場合に,キューマネジャ定義のDefXmitQName属性によって指定されている名称が,ローカルに定義されたキューの名前でないリモートキューのローカル定義名
- MQAサービス定義のmqaremque定義コマンドで指定されたXmitQName属性が空白で,あて先キューマネジャと同じ名前で定義されている転送キューがない場合に,キューマネジャ定義のDefXmitQName属性が空白になっているリモートキューのローカル定義名
- -qオプションの指定で,コマンド引数のオブジェクト名にモデルキューを指定した場合,指定されたモデルキューの属性で一時的動的キューが作成されます。属性を取得したあと,一時的動的キューは削除されます。
- -qオプションの指定で,コマンド引数のオブジェクト名にモデルキューを指定した場合,キューの作成日付およびキューの作成時刻は,このコマンドで一時的動的キューを作成した日付と時刻が出力されます。
出力メッセージ
| 出力メッセージID |
内容 |
出力先 |
| KFCA04208-E |
MQAサーバのV/Rが誤っています。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04209-E |
メモリ不足で処理を続行できません。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04215-E |
タイムアウトとなりました。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04300-E |
コマンドで指定した引数の数が正しくありません。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04301-E |
定義解析中にエラーが発生しました。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04302-E |
MQAサービスが終了処理中です。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04303-E |
RPCでネットワーク障害が発生しました。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04304-E |
MQAサービスが起動されていません。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04307-E |
指定したオプションの数が誤っています。 |
標準エラー出力 |
| KFCA04356-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
| KFCA26162-E |
指定したオブジェクト名が誤っています。 |
標準エラー出力 |
| KFCA26163-E |
指定したキューマネジャ名が誤っています。 |
標準エラー出力 |
| KFCA26172-E |
指定したオブジェクト名は有効ではありません。 |
標準エラー出力 |
| KFCA26176-E |
指定したキューをキューファイルに割り当てられません。 |
標準エラー出力 |
| KFCA26179-E |
キュー名の取得に失敗しました。 |
標準エラー出力 |
| KFCA26184-E |
プロセス固有領域のメモリ不足で処理を続行できません。 |
標準エラー出力 |
| KFCA31115-E |
コマンドに対して処理結果を送信できません。 |
メッセージログファイル |
| KFCA31120-E |
RPCインタフェースで異常を検知しました。 |
標準エラー出力 |
| KFCA31173-E |
OpenTP1がオンライン状態ではないため,コマンドを実行できません。 |
標準エラー出力 |
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