OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引
クラスタ内の複数のキューマネジャに同じ名前のクラスタキューがある場合に,メッセージを登録すると,ワークロード管理がチャネルの状態などを考慮して,最適な経路を選択します。
名称解決によって,キューマネジャにメッセージが転送されたあと,次に示す状態が発生した場合は,該当するチャネルに割り当てられたメッセージの送信経路が再設定され,最適なチャネルでメッセージが送信されます。ただし,送達未確認状態のメッセージは経路選択の対象外になります。
チャネル状態が「チャネル使用不可」になった場合,および自動定義クラスタセンダチャネルが削除された場合はKFCA16350-IおよびKFCA16351-Iを出力し,その開始および終了の契機をログメッセージに出力します。しかし,チャネル状態が「チャネル確立リトライ中」になった場合は,リトライ処理が複数回実行され再設定処理も複数回実行されることからログメッセージを圧迫する可能性があり,ログメッセージを出力しません。また,クラスタセンダデーモンが使用できるMCA数(チャネル数)を超えたチャネルを使用しようとした場合もログメッセージを出力しないので注意してください。
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