OpenTP1 メッセージキューイング機能 TP1/Message Queue 使用の手引
チャネルを開始する方法を次に示します。チャネルの開始後,チャネルの確立に成功するとメッセージの送受信が開始されます。
チャネルの開始方法とチャネル定義の指定値による動作の違いについて,次の表に示します。
表2-5 チャネルの開始方法とチャネル定義の指定値による動作
| チャネル開始方法 | チャネルタイプ | コーラ/ レスポンダ |
通信相手の指定※1 | 動作 |
|---|---|---|---|---|
| 運用コマンド (mqtstacha) |
センダ (sender) |
コーラ | 必ず指定 |
|
| サーバ (server) |
コーラ | 指定あり |
|
|
| レスポンダ | 指定なし |
|
||
| レシーバ (receiver) |
レスポンダ | − |
|
|
| リクエスタ (requester) |
コーラ | 指定あり |
|
|
| レスポンダ | 指定なし |
|
||
| クラスタセンダ(clussdr) | コーラ | 必ず指定 (自動定義される) |
|
|
| クラスタレシーバ(clusrcvr) | レスポンダ | − |
|
|
| トリガ起動 | センダ (sender) |
コーラ | 必ず指定 |
|
| サーバ (server) |
コーラ | 指定あり |
|
|
| 指定なし | − (コネクションを持たないため起動されません) |
|||
| レシーバ (receiver) |
− | − | − (転送キューを持たないため対象外) |
|
| リクエスタ (requester) |
− | − | − (転送キューを持たないため対象外) |
|
| クラスタセンダ(clussdr) | コーラ | 必ず指定 (自動定義される) |
|
|
| クラスタレシーバ(clusrcvr) | − | − | − (転送キューを持たないため対象外) |
|
| ネットワーク リクエスト |
センダ (sender) |
レスポンダ | 必ず指定 |
|
| コーラ |
|
|||
| サーバ (server) |
レスポンダ | − |
|
|
| レシーバ (receiver) |
レスポンダ | − |
|
|
| リクエスタ (requester) |
レスポンダ | − |
|
|
| クラスタセンダ(clussdr) | − | − | − (クラスタセンダは必ずコーラ側になるため対象外) |
|
| クラスタレシーバ(clusrcvr) | レスポンダ | − |
|
|
| システム起動 | センダ (sender) |
コーラ | 必ず指定 |
|
| サーバ (server) |
コーラ | 指定あり |
|
|
| レスポンダ | 指定なし | − (システム起動しないため対象外) |
||
| レシーバ (receiver) |
− | − | − (システム起動しないため対象外) |
|
| リクエスタ (requester) |
コーラ | 指定あり |
|
|
| レスポンダ | 指定なし | − (システム起動しないため対象外) |
||
| クラスタセンダ(clussdr) | コーラ | 必ず指定 |
|
|
| クラスタレシーバ(clusrcvr) | − | − | − (システム起動しないため対象外) |
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