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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/TCP/IP編


定義の指定順序

TP1/NET/TCP/IPのプロトコル固有定義コマンドの指定順序を次の図に示します。MCF通信構成定義コマンドを指定するときは,必ずこの順序に従ってください。

図6‒1 TP1/NET/TCP/IPのプロトコル固有定義コマンドの指定順序

[図データ]

注※

mcftalccnコマンドで-Aオプションを指定する場合,mcftalcleは指定できません。

〈このページの構成〉

定義内容の流用

MCF通信構成定義では,コネクション定義の開始(mcftalccn -N)または論理端末定義(mcftalcle -N)のmodelnameオペランドを使用すると,モデルとする定義の指定内容を流用できます。

このとき,モデルとするMCF通信構成定義の一部だけを流用して,新しい定義を作成することもできます。例えば,コネクション名称「cn01」のコネクション定義の一部を流用してコネクション名称「cn02」を定義する場合,次の図に示すように定義できます。

図6‒2 コネクション定義の指定例

[図データ]