分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ
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KFCA01801-E
動作環境が整っていないので,開始できません。
要因:aa....aa (E)
- aa....aa:開始できない要因を示します。
- MEMORY:メモリが不足しています。
- PROGRAM:前提プログラムプロダクトがありません。
- VERSION:OSのバージョンが異なっています。
- SETUP:システムがセットアップされていません。
- または,プロセスサービスがKFCA00715-Eメッセージを出力してPAUSE状態になっています。
- PAUSE:システムの障害,またはシステム前処理中です。
- USER_COMMAND:ユーザ環境設定コマンドを起動できません。または,異常終了しました。
- USER_COMMAND_CONF:ユーザ環境設定コマンドの定義が読めません。
- SHM_EINVAL:要求された共用メモリサイズがOSの上限値を超えました。
- SHM_ENOMEM:共用メモリの確保に失敗しました。詳細については,直前に出力されているKFCA00107-Eメッセージを参照してください。
- SHM_ENOSPC:共用メモリ識別子の数がOSで定義されている最大値を超えました。
- SHM_EMFILE:オープンしているファイル数がOSのオープンファイルテーブル数を超えました。
- SHM_EINTR:共用メモリ確保処理実行中にシグナルを受けました。
- ENV_DCDIR:環境変数DCDIRが設定されていません。または,そのディレクトリを参照できません。
- STS_SERVICE:ステータスサービスが開始準備中で利用できません。
- CONFIGURATION:システム共通定義の変更またはホスト名の変更によって再度OSの登録が必要です。
- DCCONFPATH:定義を格納するディレクトリのパスを設定する環境変数DCCONFPATHの値がありません。
- または,$DCDIR/confの下にあるenv(システム環境定義ファイル)の中にあるDCCONFPATHの値とコマンドの環境変数の値が一致しません。
- NODE ID:システム共通定義中に指定するnode_idオペランドがありません。
- START_COMMAND:dcstartコマンドが起動できませんでした。
- SYSTEM ID:システム共通定義中に設定するsystem_idオペランドがありません。
- (S)OpenTP1開始処理を中断します。
- (O)OpenTP1動作環境を修正後,再度開始してください。
- 〔対策〕OpenTP1動作環境を見直してください。
- MEMORY:OSの実メモリサイズ,スワップメモリサイズが十分あるか調べてください。また,OpenTP1システムの環境定義dynamic_shmpool_size,static_shmpool_sizeの指定値を見直してください。
- PROGRAM:前提プログラムプロダクトを組み込んでください。
- VERSION:正しいバージョンのOSと入れ替えてください。
- SETUP:システムをセットアップしてください。
- または,プロセスサービスがKFCA00715-Eメッセージを出力してPAUSE状態になっている場合,KFCA00715-Eメッセージの対策に従ってください。
- PAUSE:同時に出力されているメッセージを参照してください。メッセージが出力されない場合,しばらくしてから再度コマンドを入力してください。
- USER_COMMAND:ユーザ環境設定コマンドを見直してください。
- USER_COMMAND_CONF:OpenTP1システム環境定義user commandの指定内容を見直してください。
- SHM_EINVAL:OpenTP1システム環境定義dynamic_shmpool_size,static_shmpool_sizeの指定値を小さくしてください。または,OSの共用メモリセグメント最大サイズを大きくしてカーネルを再作成してください。
- SHM_ENOMEM:OS上の実メモリを増やしてください。
- SHM_ENOSPC:OS上の共用メモリ面数を減らしてください。またはOSの共用メモリ識別子最大数を大きくしてカーネルを再作成してください。
- SHM_EMFILE:OS下でオープンしているファイル数を減らしてください。またはOSのオープンファイルテーブル数を大きくしてカーネルを再作成してください。
- SHM_EINTR:シグナル発生要因を調査し対策したあと,再度OpenTP1を起動してください。
- ENV_DCDIR:環境変数DCDIRを設定してください。
- CONFIGURATION:いったんdcsetupコマンドでOSの登録を削除し,再度OSへ登録後,dcstartコマンドを実行してください。または,変更前の状態に戻して再度dcstartコマンドを実行してください。
- DCCONFPATH:コマンドを実行するシェルの環境に環境変数DCCONFPATHを設定してください。すでに設定している場合は,$DCDIR/confの下にあるenv(システム環境定義ファイル)の中にあるDCCONFPATHの値とコマンドの環境変数の値が同じになるように設定してください。
- NODE ID:システム共通定義にnode_idオペランドを追加してください。
- START_COMMAND:OpenTP1管理者に連絡してください。
- SYSTEM ID:システム共通定義中にsystem_idオペランドを追加してください。
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