Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


付録F.2 TP1/Server Base(UNIX版固有)

TP1/Server Base(UNIX版固有)が出力するファイルの一覧を次の表に示します。各ファイルの詳細な説明については,表F-4を参照してください。

表F‒3 TP1/Server Base(UNIX版固有)が出力するファイル一覧

項番

名称

ファイル名または

ディレクトリ名

バージョン

タイプ

ファイル形式

取得

タイミング

削除可否

1

通信制御ファイル

$DCDIR/.tact/*

初期

J

ローカルソケット

プロセスを起動したとき

×

2

inittabのバックアップファイル

1.Linux版:

なし

2.Linux版以外:

$DCDIR/conf/Inittab/inittabN

(N:1〜3)

1.の場合:

なし

2.の場合:

初期

K

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

3

dccspool用制御ファイル

$DCDIR/spool/.dccspool_time

06-02

J

dccspoolコマンドを実行したとき

(dccspool)

4

prctee用パイプファイル

$DCDIR/spool/.prc_fifo

05-00

J

バイナリ

prcteeプロセスを起動したとき

×

5

prcteeプロセスのpid格納ファイル

$DCDIR/spool/.prc_tee

初期

J

バイナリ

prcteeプロセスを起動したとき

×

6

prcdlpathコマンドの引き継ぎファイル

$DCDIR/spool/.prcdlpath

07-04

J

バイナリ

prcdlpathコマンドを実行したとき

×

7

prcteeプロセス起動エラー時の出力ファイル

$DCDIR/spool/.prcerr.log

07-00

A

テキスト

prcteeプロセスの起動に失敗したとき

8

prcdのPAUSE判定ファイル

$DCDIR/spool/.prcnopause

初期

J

バイナリ

OpenTP1を開始したとき

×

9

Linux用prcdのpid格納ファイル

1.Linux版:

$DCDIR/spool/.prcpid

2.Linux版以外:

なし

1.の場合:

06-00

2.の場合:

なし

J

バイナリ

prcdを起動したとき(dcstartコマンドの実行時ではありません)

×

10

prcteeプロセスのエラー出力ファイル

$DCDIR/spool/.prctee.log

07-00

A

テキスト

betarn.logへの出力エラーが発生したとき

11

被アーカイブジャーナルノード接続情報ファイル

$DCDIR/spool/dcjnlinf/coninf

初期

J

テキスト

アーカイブジャーナルノードと接続,または切断したとき

12

アーカイブジャーナルノード接続情報ファイル

$DCDIR/spool/dcjnlinf/coninf

初期

J

テキスト

被アーカイブジャーナルノードと接続,または切断したとき

13

アーカイブジャーナルノードの不正ジャーナル情報ファイル

$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/an_X

(n:不正なデータを検知したジャーナルのリソースグループの通番。この通番はグローバルアーカイブジャーナルサービス定義のjnldfsv定義コマンドの-aオプションに指定したリソースグループに,順に割り当てられる値です。

X:不正なデータを検知したジャーナルの世代番号)

初期

J

テキスト

OpenTP1のリランで起動する際に,読み込んだブロックにエラーがあったとき

×

14

アーカイブジャーナルファイルの不正ジャーナル情報ファイル

$DCDIR/spool/dcjnlinf/errinf/cuef_N

(N:不正ジャーナルを検知したコマンドプロセスのPID)

07-03

A

バイナリ

jnlunlfgコマンド,jnlchgfgコマンド,またはjnllsコマンドが不正ジャーナルを検知したとき

15

GWFログファイル

$DCDIR/spool/gwflogN

(N:1または2)

初期

C,E,H

テキスト

ゲートウェイサービスに関する内部関数でエラーリターンしたとき

×

16

UAPトレース編集出力ファイル

(prc_coresave_pathオペランドの指定値)/(サーバ名)N.uat

(N:1〜3)

デフォルト:

$DCDIR/spool/save/(サーバ名)N.uat

(N:1〜3)

初期

C,H

テキスト

プロセスがダウンしたとき

17

UAPトレースデータファイルのバックアップファイル

$DCDIR/spool/save/trc/(サーバ名)_N.uatmap

(N:1〜3)

サーバ異常終了時:

$DCDIR/spool/save/trc/(サーバ名)N.uatmap

(N:1〜3)

07-03

K

バイナリ

ユーザサーバがダウンしたとき,またはOpenTP1が起動したとき

18

prcd管理プロセスのpidファイル

$DCDIR/tmp/home/(サーバ名)/.prc.PID

初期

J

各プロセスを開始したとき

×

19

UAPトレースデータファイル

$DCDIR/tmp/home/(サーバ名).ID/dcuat.map

07-03

C

バイナリ

UAPプロセスを起動したとき

20

同一マシン内DCDIR管理情報

Linux版:

/opt/OpenTP1/etc/.OpenTP1

AIX版またはHI-UX/WE2版:

/usr/etc/BeTRAN

初期

J

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

×

21

同一マシン内DCDIR管理シェル

Linux版:

/opt/OpenTP1/etc/dcpwon

AIX版またはHI-UX/WE2版:

/usr/bin/dcpwon

初期

J

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

×

22

通信制御ファイル

1. Linux版の場合:

/opt/OpenTP1/etc/so_unix

2. Solaris版,かつOSのバージョンが10以上,かつZone環境(仮想サーバ)の場合:

/etc/OpenTP1/so_unix

3. 上記以外:

/dev/OpenTP1/so_unix

1.の場合:

05-03

2.の場合:

07-00

3.の場合:

03-02

J

ローカルソケット

プロセスを起動したとき

×

23

dcsetup用バッファファイル1

1.Linux版:

なし

2.Linux版以外:

/tmp/.admdPID/*

1.の場合:

なし

2.の場合:

初期

J

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

(dcsetup)

24

dcsetup用バッファファイル2

1.Linux版:

なし

2.Linux版以外:

/etc/tp1admtabwk_mdHMS

(mdHMS:ファイル作成時の月日時分秒の時間情報)

1.の場合:

なし

2.の場合:

07-04

J

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

25

リアルタイム出力機能(betran.log)

HP-UX版,AIX版,またはSolaris版:

/tmp/betran.log

Linux (IPF)版:

$DCDIR/spool/betran.log

Linux (x86):

$DCDIR/spool/prclogN

(N:1または2)

HI-UX/WE2版:

コンソールに出力しているのでこのファイルはありません。

初期

A

テキスト

OpenTP1を動作したとき

×

26

namdomainsetupコマンド実行時の一時ファイル

/tmp/TP1dmfilwork(PID)

初期

J

テキスト

namdomainsetupコマンドを実行したとき

(namdomainsetup)

27

dcsetup用排他ファイル

Linux版:

/var/spool/.OpenTP1.HiRDB/.lock

AIX版またはHI-UX/WE2版:

/usr/spool/.OpenTP1.HiRDB/.lock

初期

J

バイナリ

dcsetupコマンドを実行したとき

×

28

jnlsortコマンド実行時の一時ファイル

(jnlsortコマンドを実行したカレントパス)/sort_I+プロセスID

(jnlsortコマンドを実行したカレントパス)/sort_o+プロセスID

初期

J

テキスト

jnlsortコマンドに-gオプションを指定しないで実行したとき

(jnlsort)

29

OpenTP1制御ファイル1

1.Red Hat Enterprise Linux Server 6:

hitachi.OpenTP1sb.dcpwon.conf

2.Red Hat Enterprise Linux Server 7およびRed Hat Enterprise Linux Server 8:

hitachi.OpenTP1sb.dcpwon.service

3.Linux版以外:

なし

1.の場合:

07-04-01

2.の場合:

07-50-01

3.の場合:

なし

J

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

×

30

OpenTP1制御ファイル2

1.Red Hat Enterprise Linux Server 6:

hitachi.OpenTP1sb.DCXX.conf

(XX:通し番号)

2.Red Hat Enterprise Linux Server 7およびRed Hat Enterprise Linux Server 8:

hitachi.OpenTP1sb.DCXX.service

(XX:通し番号)

3.Linux版以外:

なし

1.の場合:

07-04-01

2.の場合:

07-50-01

3.の場合:

なし

J

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

×

31

待機系の系切り替えリトライ時の一時ファイル

$DCDIR/spool/.haseretry

07-52

J

バイナリ

待機系に系切り替えが発生したとき

×

32

標準出力リダイレクトファイル

redirect_file_nameオペランドの指定値

HP-UX版,AIX版,またはSolaris版:05-00

Linux版:07-07

A

テキスト

prcdを起動したとき(dcstartコマンドの実行時ではありません)

33

OpenTP1制御ファイル3

1.Red Hat Enterprise Linux Server 6:

なし

2.Red Hat Enterprise Linux Server 7およびRed Hat Enterprise Linux Server 8:

hitachi.OpenTP1sb.target

3.Linux版以外:

なし

1.の場合:

なし

2.の場合:

07-50-01

3.の場合:

なし

J

テキスト

dcsetupコマンドを実行したとき

×

(凡例)

A:単調増加(削除機能がないタイプ)

C:ラウンドロビン(バックアップ取得機能がないタイプ)

E:ラウンドロビン(一定量に達した直後の出力で,新しいファイルに切り替わるタイプ)

H:ラウンドロビン(切り替わった先のファイルのデータを,削除してから先頭から書き込むタイプ)

J:制御ファイル,一時ファイル

K:バックアップファイル

○:ユーザ判断で削除できます。

△:削除してはいけません。ただし,障害調査が不要であれば,ユーザ判断で削除できます。

□:コマンド終了時に削除します。( )内は該当するコマンド名です。

×:削除してはいけません。

注※

次の条件でコマンドを実行した場合のプロセスダウンも含みます。

・dcstopコマンドに-fオプションおよび-dオプションを指定

・dcsvstopコマンドに-fオプションおよび-dオプションを指定

TP1/Server Base(UNIX版固有)が出力するファイルの説明を次の表に示します。

表F‒4 TP1/Server Base(UNIX版固有)が出力するファイルの説明

項番

名称

関連する定義

サイズ

最大ファイル数

説明

1

通信制御ファイル

なし

0

起動プロセス数

ローカルマシン上で通信を実行する際に使用するファイルです。

2

inittabのバックアップファイル

なし

/etc/inittabファイルのサイズ

Linux版:

なし

Linux版以外:

3世代

/etc/inittabファイルのバックアップです。

3

dccspool用制御ファイル

なし

0

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

4

prctee用パイプファイル

なし

数バイト(固定)

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

5

prcteeプロセスのpid格納ファイル

なし

数バイト(固定)

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

6

prcdlpathコマンドの引き継ぎファイル

<プロセスサービス定義>

  • prc_take_over_dlpathオペランド

    リラン時にprcdlpathコマンドでのサーチパスの変更を引き継ぐかどうかを指定

268バイト

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。prcdlpathコマンド実行時に,引数に指定したサーチパスを保存するファイルです。

7

prcteeプロセス起動エラー時の出力ファイル

なし

単調増加

1ファイル

prcteeプロセス起動エラー時のprcdの情報を出力するファイルです。

8

prcdのPAUSE判定ファイル

なし

数バイト(固定)

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

9

Linux用prcdのpid格納ファイル

なし

数バイト(固定)

Linux版:

1ファイル

Linux版以外:

なし

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

10

prcteeプロセスのエラー出力ファイル

なし

単調増加

1ファイル

betran.logへの出力エラーに関する情報を出力するファイルです。

11

被アーカイブジャーナルノード接続情報ファイル

<グローバルアーカイブジャーナルサービス定義>

  • jnldfsv定義コマンド

    グローバルアーカイブジャーナルサービスのリソースグループ数の指定

124バイト

グローバルアーカイブジャーナルサービス定義のjnldfsv定義コマンドの-aオプションに指定したリソースグループ数

被アーカイブジャーナルノードとの接続情報ファイルです。グローバルアーカイブジャーナル機能を使用した場合に,アーカイブジャーナルノードとの接続情報を取得します。

12

アーカイブジャーナルノード接続情報ファイル

なし

124バイト×アーカイブジャーナルノードに接続する被アーカイブジャーナルノード数

アーカイブジャーナルノードに接続する被アーカイブジャーナルノード数

アーカイブジャーナルノードとの接続情報ファイルです。グローバルアーカイブジャーナル機能を使用した場合に,被アーカイブジャーナルノードとの接続情報を取得します。

13

アーカイブジャーナルノードの不正ジャーナル情報ファイル

<アーカイブジャーナルサービス定義>

  • jnl_arc_max_datasizeオペランド

    アーカイブ時の転送データの最大長

  • jnl_dualオペランド

    ジャーナルファイルを二重化するかどうかを指定

jnl_arc_max_datasizeオペランドの指定値

jnl_dual=Nの場合:

アーカイブジャーナルノードに接続する被アーカイブジャーナルノード数

jnl_dual=Yの場合:

アーカイブジャーナルノードに接続する被アーカイブジャーナルノード数×2

アーカイブジャーナルノードの不正ジャーナル情報ファイルです。OpenTP1のリランで起動する際に読み込んだブロックにエラーがあった場合(異常時)に取得します。

14

アーカイブジャーナルファイルの不正ジャーナル情報ファイル

<グローバルアーカイブジャーナルサービス定義>

  • jnl_arc_max_datasizeオペランド

    アーカイブ時の転送データの最大長

jnl_arc_max_datasizeオペランドの指定値

単調増加

アーカイブジャーナルファイルの不正ジャーナル情報ファイルです。jnllsコマンドが不正ジャーナルを検知した場合に取得します。

15

GWFログファイル

なし

0.1メガバイト

2世代

設計調査用通信トレース情報です。ただし,ゲートウェイサービスはLinux版,およびsolaris版は未サポートです。また,すべてのOSで,07-00以降はサポート対象外です。

16

UAPトレース編集出力ファイル

<プロセスサービス定義>

  • prc_coresave_pathオペランド

    コアファイル格納パス

可変

3世代

ダウンしたシステムサーバ,ユーザサーバのUAPトレース情報ファイルです。

17

UAPトレースデータファイルのバックアップファイル

<ユーザサービス定義>

<ユーザサービスデフォルト定義>

<システム共通定義>

<各システムサービス定義>

  • uap_trace_maxオペランド

    UAPトレースのレコード数

  • uap_trace_file_putオペランド

    UAPトレースのトレース情報をファイルに出力するか指定

32ビット版の場合:

((uap_trace_maxオペランドの指定値+1)×256)+128(バイト)

64ビット版の場合:

((uap_trace_maxオペランドの指定値+1)×264)+144(バイト)

6世代(正常終了時・異常終了時は3世代)

システムサーバ,およびユーザサーバのUAPトレース情報を出力する,UAPトレース編集出力ファイルの元データファイルのバックアップファイルです。

18

prcd管理プロセスのpidファイル

なし

0

プロセス数分

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

19

UAPトレースデータファイル

<ユーザサービス定義>

<ユーザサービスデフォルト定義>

<システム共通定義>

<各システムサービス定義>

  • uap_trace_maxオペランド

    UAPトレースのレコード数

  • uap_trace_file_putオペランド

    UAPトレースのトレース情報をファイルに出力するか指定

32ビット版の場合:

((uap_trace_maxオペランドの指定値+1)×256)+128(バイト)

64ビット版の場合:

((uap_trace_maxオペランドの指定値+1)×264)+144(バイト)

1世代

システムサーバ,およびユーザサーバのUAPトレース情報を出力する,UAPトレース編集出力ファイルの元データファイルです。

20

同一マシン内DCDIR管理情報

なし

同一マシン上に登録しているDCDIRに依存

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

21

同一マシン内DCDIR管理シェル

なし

同一マシン上に登録しているDCDIRに依存

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

22

通信制御ファイル

<システム共通定義>

  • rpc_multi_tp1_in_same_hostオペランド

    同一ホスト内に複数のOpenTP1を稼働させ,これらを同一グローバルドメイン(システム共通定義のall_nodeオペランドで指定したノード名の集合)として運用するかどうかを指定

0

起動プロセス数

ローカルマシン上で通信を実行する際に使用するファイルです。

23

dcsetup用バッファファイル1

なし

DCDIRの長さや/etc/inittabのサイズに依存します。

Linux版:

なし

Linux版以外:

12ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

24

dcsetup用バッファファイル2

なし

DCDIRの長さや/etc/inittabのサイズに依存します。

Linux版:

なし

Linux版以外:

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

25

リアルタイム出力機能(betran.log)

なし

単調増加(ラップアラウンド方式に変更した場合は65535キロバイト)

1世代(ラップアラウンド方式に変更した場合は2世代)

標準出力,標準エラー出力の情報を出力するログファイルです。また,07-00より前の場合では,prcteeプロセスのエラー内容もこのファイルに出力します。ファイル名称,格納ディレクトリ,ファイル容量が変更できます。詳細については,ソフトウェア添付資料または「3.5 標準出力ファイルに関する運用」を参照してください。

26

namdomainsetupコマンド実行時の一時ファイル

なし

ドメインデータファイル名に指定したhostsファイル中のホスト名に指定したホスト名と一致した行数分のサイズ

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。namdomainsetupコマンドを実行した場合,指定したドメインデータファイル中に指定したホスト名が登録済みかどうかをチェックするときに一時的に作成するファイルです。

27

dcsetup用排他ファイル

なし

0

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

28

jnlsortコマンド実行時の一時ファイル

なし

  • sort_I+プロセスID

    256バイト×ソート対象ブロック件数

  • sort_o+プロセスID

    256バイト×ソート対象ブロック件数

  • sort_I+プロセスID

    で1ファイル

  • sort_o+プロセスID

    で1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。OSのsortコマンドでソートする前後のジャーナルブロック情報ファイルです。

29

OpenTP1制御ファイル1

なし

Red Hat Enterprise Linux Server 6:

111バイト

Red Hat Enterprise Linux Server 7およびRed Hat Enterprise Linux Server 8:

207バイト

Linux版:

1ファイル

Linux版以外:

なし

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

30

OpenTP1制御ファイル2

なし

数バイト。$DCDIRの長さに依存します。

Linux版:

OpenTP1ディレクトリ数分

Linux版以外:

なし

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

31

待機系の系切り替えリトライ時の一時ファイル

<システム環境定義>

  • ha_switch_error_retry_count

  • ha_switch_error_retry_interval

4バイト

1ファイル

待機系の起動リトライ時のOpenTP1の動作を制御するファイルです。

32

標準出力リダイレクトファイル

<システム環境定義>

  • redirect_file_name

単調増加

1ファイル

OpenTP1配下のプロセスの標準出力,標準エラー出力の出力先ファイルです。

33

OpenTP1制御ファイル3

なし

(37×OSに登録しているOpenTP1の数)+224(バイト)

Red Hat Enterprise Linux Server 6:

なし

Red Hat Enterprise Linux Server 7およびRed Hat Enterprise Linux Server 8:

1ファイル

Linux版以外:

なし

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

注※

終端ブロックがない場合にも取得します。そのため,OpenTP1強制停止など終端ブロックを書き込む契機が発生しなかった場合は,ブロックエラーの有無に関係なく出力します。