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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


scdchprc

〈このページの構成〉

名称

プロセス数の変更

形式

scdchprc {-a|-s サーバ名} 〔-p 常駐プロセス数〔,最大プロセス数〕〕

機能

ユーザサーバ,および一部のシステムサーバの常駐プロセス数または最大プロセス数を該当サーバ運用中に変更します。変更によってプロセス数の過不足が生じる場合,プロセスを終了または生成します。変更内容の有効期間は該当サーバが終了(強制終了を含む)するまでです。システムの全面回復では引き継がれません。また,現在の設定値の表示だけすることもできます。

オプション

●-a

デバッガと連動しているサーバを除く,すべてのキュー受信型のユーザサーバ,およびMHPをコマンドの対象とします。

●-s サーバ名  〜〈1〜8文字の識別子〉

指定されたサーバをコマンドの対象とします。

システムサービスを指定する場合,このオプションを使用します。

指定できるシステムサービスのサーバ名は次のとおりです。

トランザクショナルRPC実行プロセス

サーバ名:_clttrn

CUP実行プロセス

サーバ名:_cltcon

●-p 常駐プロセス数〔,最大プロセス数〕  〜〈符号なし整数〉((0〜1024))

変更後の常駐プロセス数または最大プロセス数を,ユーザサービス定義のparallel_countオペランドの形式で指定します。

常駐プロセス数だけを指定した場合,最大プロセス数も同じ値に変更されます。その他の指定規則については,ユーザサービス定義のparallel_countオペランドと同じです。ユーザサービス定義のparallel_countオペランドについては,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。

なお,このオプションを省略した場合は,表示形式に従い現在の設定値を表示します。

表示形式

サーバ数    aaaa                       1
サーバ名    起動時    変更後
bb....bb   cccc,dddd   eeee,ffff       2

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA00843-I

コマンド処理を正常に処理しました

メッセージログファイル

KFCA00844-E

コマンド処理に失敗しました

メッセージログファイル,

標準エラー出力

KFCA00883-I

ヘルプメッセージ

標準出力,

標準エラー出力

注意事項