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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


mcftlscom

〈このページの構成〉

名称

MCF通信サービスの状態参照と開始待ち合わせ

形式

mcftlscom 〔{-s MCF通信プロセス識別子|-w〔-t 待機時間〕〔-x〕}〕

機能

MCF通信サービスの状態を参照,またはMCF通信サービスの開始を待ち合わせます。

オプション

●-s MCF通信プロセス識別子  〜〈数字(0〜9),a〜f〉((01〜ef))

状態を参照するMCF通信サービスのMCF通信プロセス識別子を指定します。MCF通信プロセス識別子は複数指定できません。

すべてのオプションを省略すると,すべてのMCF通信サービスの状態を出力します。

●-w

すべてのMCF通信サービスの開始を待ち合わせる場合に指定します。

●-t 待機時間  〜〈符号なし整数〉((0,10〜3600))《0》(単位:秒)

すべてのMCF通信サービスの開始を待ち合わせる時間(待機時間)を指定します。0を指定した場合は,MCF通信サービスが開始するまで待ち合わせます。

無制限に応答を待ち続けるのを避けるため,0以外の値を指定することをお勧めします。

指定した待機時間を経過した場合,コマンドのリターン値として,2が返されます。

●-x

MCF開始処理が行われているかどうかを定期的に監視します。

このオプションを指定することによって,OpenTP1がオフラインの場合もmcftlscomコマンドを実行することができます。

系切り替え構成で使用する場合は指定してください。

出力形式

●-sオプションを指定した場合

KFCA16431-I bb cc...cc dd...dd ee...ee ff...ff gggg

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA10350-I

mcftlscomコマンドが入力されました

標準出力

KFCA10351-E

MCF開始処理中です

標準エラー出力

KFCA10352-E

MCF終了処理中です

標準エラー出力

KFCA10353-W

入力形式が誤っています

標準エラー出力

KFCA10354-E

メモリ不足です

標準エラー出力

KFCA10355-W

引数の指定が誤っています

標準エラー出力

KFCA10356-E

プロセス間でタイムアウトが発生しました

標準エラー出力

KFCA10357-E

MCF内でタイムアウトが発生しました

標準エラー出力

KFCA10358-E

内部関数のエラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA10359-W

mcftlscomコマンド入力元への応答に失敗しました

メッセージログファイル

KFCA10360-I

MCFの状態表示を開始します

標準出力

KFCA10369-I

MCFの状態表示を終了します

標準出力

KFCA10370-I

mcftlscomコマンドを正常に受け付けました

標準出力

KFCA10372-E

mcftlscomコマンドが異常終了しました

標準エラー出力

KFCA10380-E

相手プロセスの検索に失敗しました

標準エラー出力

KFCA10558-I

ヘルプメッセージ

標準出力

KFCA16402-E

コマンド処理中にRPC障害が発生しました

標準エラー出力

KFCA16431-I

上記の出力形式を参照してください

標準出力

注意事項