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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


logcat

〈このページの構成〉

名称

メッセージログファイルの表示

形式

logcat 〔-niNIdtHpab〕〔-f メッセージログファイル名〕

機能

メッセージログファイル中のメッセージの内容を標準出力へ出力します。

出力するとき,$DCDIR/spool/dclog1と$DCDIR/spool/dclog2を時間順にマージします。

なお,出力する際に付ける情報をオプションで指定できます。

オプション

●-n

メッセージ通番を表示します。

●-i

要求元プロセスのプロセスIDを表示します。

●-N

1プロセスが出力したメッセージログの通番を表示します。

●-I

システムID(ユーザが指定したOpenTP1ごとの識別子)を表示します。

●-d

メッセージログの出力要求時の年月日を表示します。

●-t

メッセージログの出力要求時の時間を表示します。

●-H

メッセージログの出力要求元のホスト名を表示します。

●-p

要求元プログラムIDを表示します。

●-a

上記の情報をすべて付加します。ほかのオプションと一緒に指定した場合,ほかのオプションの指定は無視されます。

●-b

上記の情報を付加しないで,メッセージIDとメッセージテキストだけを出力します。ほかのオプションと一緒に指定した場合,ほかのオプションの指定は無視されます。ただし,-aオプションと一緒に指定した場合は,-aオプションの指定が有効になり,-bオプションの指定は無視されます。

●-f メッセージログファイル名  〜〈パス名〉

メッセージログファイルの名称を指定します。

指定したメッセージログファイルの情報だけが表示されます。

このオプションの指定を省略すると,$DCDIR/spool/dclog1と$DCDIR/spool/dclog2が時間順にマージされて,古い情報から表示されます。

出力形式

「logcat -a」と指定した場合の出力形式を次に示します。

aaaaaaa bb...bb ccccccc dd ee...ee ff...ff gg...gg hhh ii...ii jj...jj 

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA01950-I

ヘルプメッセージ

標準出力,

標準エラー出力

KFCA01951-E

メモリ不足です

標準エラー出力

KFCA01952-E

ログサービスで異常が発生しました

標準エラー出力

KFCA01953-E

ログファイル格納ディレクトリが設定されていません

標準エラー出力

KFCA01954-E

ログファイルのオープンエラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA01955-E

ログファイルの最終更新時刻の取得に失敗しました

標準エラー出力

KFCA01956-E

入出力エラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA01957-E

ログファイルの形式が正しくありません

標準エラー出力

KFCA01958-E

ログファイルのバージョンが正しくありません

標準エラー出力

KFCA01978-E

コマンド引数の指定が誤っています

標準エラー出力