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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


5.4.6 論理端末の出力キュー削除

コネクションの確立後,出力キューに残っているメッセージを破棄する場合,mcftdlqleコマンドを使用します。

mcftdlqleコマンドのオプションの指定によって,ディスクキューだけを削除したり,ディスクキューとメモリキューを両方とも削除したりできます。

ただし,mcftdlqleコマンドを単独で使用する場合は,mcftdlqleコマンドを実行する前にmcftdctleコマンドで論理端末を閉塞しておく必要があります。

mcftdmpquコマンド(入出力キューの内容複写)と組み合わせてmcftdlqleコマンドを使用する場合は,mcftdmpquコマンドを実行する前にmcfthldoqコマンドで出力キュー処理を保留しておく必要があります。この場合,mcftdlqleコマンドの-dオプション(削除種別)にはdiskを指定してください。

論理端末の出力キュー削除は,UAPからの関数の発行でも実行できます。詳細については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」を参照してください。