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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


3.13.3 リモートAPI機能の性能改善

リモートAPI機能を使用した電文の送受信を行う場合,送受信する電文長に依存してレスポンスが悪化し,性能が低下することがあります。リモートAPI機能では,レスポンス改善のための性能チューニング用パラメタを提供しています。パラメタでソケットウィンドウサイズを大きくし,送受信リトライ間隔を短く設定すれば,レスポンスを改善できます。

性能チューニング用パラメタの適応については,システム要件に合わせてユーザで判断してください。性能チューニングパラメタは,次の手順で設定してください。

  1. rapリスナーサービス定義の次のオペランドを指定する

    • rap_max_buff_sizeオペランド

    • rap_io_retry_intervalオペランド

    • rap_sock_countオペランド

    • rap_sock_intervalオペランド

    • rap_connect_retry_countオペランド

    • rap_connect_retry_intervalオペランド

    • rap_listen_backlogオペランド

    オペランドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。

  2. オペランドを指定後,rapdfgenコマンドを実行する