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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


3.8.2 RPCトレースに関する運用

〈この項の構成〉

(1) RPCトレースのマージ

複数のRPCトレースファイルのトレース情報をマージする場合,rpcmrgコマンドを使用します。rpcmrgコマンドを実行すると,トレース情報を時系列に並べ,RPCトレースファイルの形式で出力できます。

(2) RPCトレースの出力

RPCトレースファイルからRPCトレースを編集して出力する場合,rpcdumpコマンドを使用します。オプションの指定によって,ユーザが必要な範囲のRPCトレースだけを出力できます。

出力内容は,起動していたサービスが属するサービスグループの名称,RPCトレース出力元のプロセスIDなどです。

(3) 注意事項

RPCトレースを取得した場合,処理速度が低下し,RPCがタイムアウトでエラーリターンすることがあります。その場合は,次のどちらかの対処をしてください。