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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


1.3.5 OpenTP1ファイルの作成

OpenTP1のfilmkfsコマンドで初期設定したOpenTP1ファイルシステム上に,次の表に示すOpenTP1ファイルを作成,初期設定します。

表1‒3 作成,初期設定するOpenTP1ファイルと使用する運用コマンド

OpenTP1ファイル

初期設定する運用コマンド

OpenTP1ファイルを作成するOpenTP1ファイルシステム領域

備考

ステータスファイル

stsinit

システム用OpenTP1ファイルシステム領域

ノード内に必須

ジャーナル関係のファイル

システムジャーナルファイル

jnlinit

チェックポイントダンプファイル

XARファイル

xarinit

ノード内に任意※1

ノードリストファイル

namnlcre

ノード内に任意

メッセージキューファイル

queinit

ユーザ用OpenTP1ファイルシステム領域

ノード内に任意※2

MQAキューファイル

mqainit

ノード内に任意※3

DAMファイル

damload

ノード内に任意

TAMファイル

tamcre

ノード内に任意

注※1

XAリソースサービスを使用するときに必要です。

注※2

TP1/Message Controlを使用するときに必要です。

注※3

TP1/Message Queueを使用するときに必要です。運用コマンドの詳細はマニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。

ステータスファイル,システムジャーナルファイル,チェックポイントダンプファイル,XARファイル,およびノードリストファイルは,システム用OpenTP1ファイルシステム領域内に作成してください。

次のファイルは,ユーザ用OpenTP1ファイルシステム領域内に作成してください。

なお,ISAMファイルについては,マニュアル「索引順編成ファイル管理 ISAM」を参照してください。