8.6.1 MCFサンプルのディレクトリ構造
MCFサンプルは,MCFの基本部分と通信プロトコル対応部分に分けてあります。MCFサンプルのディレクトリ構造を次の図に示します。
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$DCDIR/examples/mcf/ディレクトリ下の各ディレクトリの内容を次に示します。
- aplib/
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サンプルのMHPが格納してあるディレクトリ
- conf/
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サンプルのシステム定義が格納してあるディレクトリ
- psv/cmlib/
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サンプルのMCFメイン関数が格納してあるディレクトリ
- プロトコル/
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通信プロトコル製品別のサンプルが格納してあるディレクトリ
プロトコル/ディレクトリの下にも,次に示すディレクトリが格納してあります。
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サンプルのMHP,SPPが格納してあるディレクトリ
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システム定義が格納されているディレクトリ
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MCFメイン関数が格納されているディレクトリ
(1) mcf/aplib/ディレクトリの内容
mcf/aplib/ディレクトリの下には,次に示すファイルが格納してあります。
- c/
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MHPのソースファイル(C言語)が格納されているディレクトリです。ここには,MHPのメイン関数(mhp.c)と,MHPのサービス関数(ap1.c)があります。
- cobol/
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MHPのソースファイル(COBOL言語)が格納されているディレクトリです。ここには,MHPのメインプログラム(mhp.cbl)と,MHPのサービスプログラム(ap.cbl)があります。
- dml/
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MHPのソースファイル(COBOL言語DML)が格納されているディレクトリです。ここには,MHPのサービスプログラム(ap.cbl)があります。
上記のプログラムの内容については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成リファレンス」の該当する言語編のコーディング例を参照してください。
(2) conf/ディレクトリの内容
mcf/conf/ディレクトリの下には,次に示すファイルが格納してあります。
- abc_mngr
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MCFマネジャ定義のサンプルです。
- abc_ua_c
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MCF通信構成定義の共通定義のサンプルです。この定義は,OSAS/UAプロトコル用です。
- abc_ua_d
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MCF通信構成定義のプロトコル固有定義のサンプルです。この定義内容は,OSAS/UAプロトコル用です。
- psvr_psvr_cmn
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MCF通信構成定義の共通定義のサンプルです。この定義は,アプリケーション起動定義用です。
- psvr_psvr_dta
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MCF通信構成定義のアプリケーション起動定義のサンプルです。
- abc_apli
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MCFアプリケーション定義のサンプルです。
- mcfu01
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MCFシステムサービス情報定義のサンプルです。この定義は,MCF通信プロセス(OSAS/UA用)の内容です。
- mcfu02
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MCFシステムサービス情報定義のサンプルです。この定義は,アプリケーション通信プロセスの内容です。
上記の定義内容については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」の定義例を参照してください。
(3) psv/cmlib/ディレクトリの内容
mcf/psv/cmlib/ディレクトリの下には,次に示すディレクトリが格納してあります。
- ansi/
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アプリケーション起動プロセス用のMCFメイン関数(ANSI C,C++の形式)のサンプルです。
- c/
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アプリケーション起動プロセス用のMCFメイン関数(K&R版Cの形式)のサンプルです。
上記のMCFメイン関数の内容については,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」の定義例を参照してください。MCF通信サービス用のMCFメイン関数については,mcf/プロトコル/cmlib/ディレクトリの下のファイルを参照してください。
(4) プロトコル/ディレクトリについて
プロトコル/ディレクトリの下には,通信プロトコル対応製品別のサンプルが格納してあります。プロトコル/ディレクトリは,通信プロトコル対応製品によって名称が異なります。ディレクトリの名称と製品名の対応を次に示します。
OSASNIF:TP1/NET/OSAS-NIF
OSITP:TP1/NET/OSI-TP
SLUP2:TP1/NET/SLU-TypeP2
TCPIP:TP1/NET/TCP/IP
UDPIP:TP1/NET/UDP
UserAgent:TP1/NET/User Agent
XMAP3:TP1/NET/XMAP3
各ディレクトリの内容については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル」の該当するプロトコル編を参照してください。