分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
(1) デッドロック情報が出力されるディレクトリとファイル名
デッドロック情報は,次に示す形式で出力されます。
- デッドロック情報の出力先ディレクトリは,デッドロックまたはタイムアウトを検知したロックサービスが存在するノードのディレクトリ「$DCDIR/spool/dclckinf/」に出力されます。
- デッドロック情報が発生するたびに,毎回一つのファイルとして出力されます。
ファイル名は,デッドロックまたはタイムアウトが起こった日付と時刻がファイル名になります。ファイル名の長さは日付が1けたか2けたかによって異なります。
- (例)
- 10月3日7時41分00秒のとき…Oct3074100
- 10月10日15時5分27秒のとき…Oct10150527
このファイル名は,デッドロックが起こったことを知らせるメッセージログに表示されます。不要となったファイルは削除してください。
デッドロックを検知したときのデッドロック情報の出力形式と出力例を図B-1と図B-2に示します。
図B-1 デッドロック情報の出力形式
![[図データ]](FIGURE/ZU0C0100.GIF)
図B-2 デッドロック情報の出力例
![[図データ]](FIGURE/ZU0C0200.GIF)
タイムアウトを検知したときのタイムアウト情報の出力形式と出力例を図B-3と図B-4に示します。
図B-3 タイムアウト情報の出力形式
![[図データ]](FIGURE/ZU0C0300.GIF)
![[図データ]](FIGURE/ZU0C0301.GIF)
図B-4 タイムアウト情報の出力例
![[図データ]](FIGURE/ZU0C0400.GIF)
TP1/FS/Table Accessを使用していて,その資源でデッドロック・タイムアウトが発生した場合は,テーブル名やキー値などの情報も出力されます。
デッドロックを検知したときのデッドロック情報の出力例を次の図に示します。
図B-5 TAM資源のデッドロック情報の出力例
![[図データ]](FIGURE/ZU0C0500.GIF)
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2012, Hitachi, Ltd.