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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説


8.4.4 コンテナ内のTP1/Server Baseに関する注意事項

〈この項の構成〉

(1) システム定義に関する注意事項

コンテナ内では,システム共通定義のmy_hostオペランドは指定できません。

(2) namsvinfコマンドに関する注意事項

コンテナ内でnamsvinfコマンドを実行する場合,次の点に注意してください。

(a) システム共通定義のrpc_close_after_sendにYを指定する場合

namsvinfコマンドは,-bオプション以外のオプションを指定しないでください。

-bオプション以外を指定した場合,起動確認に失敗するためノードが起動中の場合でもノード稼働状況(STATに表示される値)に'S'(送信可能)が表示されます。

(b) システム共通定義のrpc_close_after_sendにNを指定,または省略する場合

namsvinfコマンドは-bオプション以外のオプションも指定できます。

ただし,コネクション障害や一時クローズ処理によって,(a)と同様にノード稼働状況が'S'と表示される場合があります。その場合は,時間を置いて再度コマンドを実行してください。