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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説


8.2.2 前提

次のソフトウェアを前提とします。

〈この項の構成〉

(1) 前提ソフトウェア

(a) コンテナ

Docker

(b) オーケストレーションツール

Kubernetes

(c) コンテナOS

Red Hat Enterprise Linux Server

(2) 前提条件

コンテナ内でOpenTP1を使用する場合の前提条件を次に示します。

(a) Dockerに関する前提条件

  • 1つのPodに配置できるTP1/Server Base,TP1/Client/Jが動作するコンテナは1つだけです。

  • TP1/Server BaseとTP1/Client/Jを1つのコンテナにインストールできません。

  • コンテナ内で使用可能なネットワークアダプタは1つだけです。

(b) Kubernetesに関する前提条件

  • Kubernetesのスケール制御に関する機能は使用できません。Deploymentなどのワークロードコントローラを使用したスケールイン・スケールアウト機能を使用しないでください。