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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説


3.12 OpenTP1の監視

ハードウェアの障害に起因する一時的なエラーなどによって,ユーザサーバなどを管理するプロセスサービスが無応答になると,ユーザサーバの起動やOpenTP1の停止ができなくなります。この状態を無応答状態と呼びます。この場合,プロセスサービスを強制停止し,OpenTP1を再開始(リラン)する必要があります。

そのため,OpenTP1システムの運用として,プロセスサービスの稼働状態の監視が必要です。監視区間は,ユーザが監視する必要がある区間とシステムが監視する区間に分けられます。プロセスサービスの監視区間を次の図に示します。

図3‒87 プロセスサービスの監視区間

[図データ]

ここでは,システムが監視する区間でOpenTP1(プロセスサービス)を監視する機能について説明します。

〈この節の構成〉