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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説


3.8.2 サービス関数動的ローディング機能を使用する場合に必要な準備

サービス関数動的ローディング機能を使う場合に必要な事前準備について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 設定の手順

サービス関数動的ローディング機能を使う場合に必要な作業を次に示します。

  1. サービス関数から,UAP共用ライブラリを作成します。

  2. ユーザサービス定義のserviceオペランドに,サービス名,エントリポイント名,およびUAP共用ライブラリ名を設定します。

serviceオペランドの詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。

(2) 再リンケージの実行条件

サービス関数を追加する場合に,UAPオブジェクトの再リンケージが必要かどうかを,次の表に示します。

表3‒21 再リンケージの実行条件

サービスの追加または削除のベースとなるUAPオブジェクト

サービスの追加方法

再リンケージ

RPCインタフェース定義だけを使ったUAPオブジェクト

RPCインタフェース定義を使う場合。

サービス関数動的ローディング機能を使う場合。

×

サービス関数動的ローディング機能だけを使ったUAPオブジェクト

RPCインタフェース定義を使う場合。

サービス関数動的ローディング機能を使う場合。

×

RPCインタフェース定義およびサービス関数動的ローディング機能を併用したUAPオブジェクト

RPCインタフェース定義を使う場合。

サービス関数動的ローディング機能を使う場合。

×

(凡例)

○:再リンケージが必要です。

×:再リンケージは不要です。