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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説


3.7 リモートAPI機能

リモートAPI機能とは,クライアント側のノードにあるUAPが発行したAPIを,OpenTP1がサーバ側に転送してサーバ側のプロセスで代理実行する機能です。リモートAPI機能を要求するクライアント側のノードにあるUAPをrapクライアントといいます。rapクライアントが発行したAPIを,OpenTP1のrapリスナーが受け付け,rapサーバがサーバ側のノードで実行します。rapリスナー,rapサーバはOpenTP1のユーザサービスとして動作します。

リモートAPI機能を次の図に示します。

図3‒70 リモートAPI機能

[図データ]

rapクライアントとなるUAPを次の表に示します。

表3‒20 rapクライアントとなるUAP

プログラムプロダクト

rapクライアントとなるUAP

TP1/Server Base,TP1/LiNK

SUP,SPP,MHP

TP1/Client

CUP

次に,rapクライアントから代理実行できるAPIをrapクライアントの種類ごとに示します。

〈この節の構成〉