通信管理 XNF/AS プログラマーズガイド HSC編
struct idlst { unsigned short il_mode; /* 未使用 */ short il_nosiz; /* 電話番号長 */ unsigned char *il_pnno; /* 電話番号バッファポインタ */ short il_idsiz; /* ターミナルID長 */ unsigned char *il_tmid; /* ターミナルIDバッファポインタ */ short il_caltone; /* コーリングトーン時間 */ short il_anstone; /* アンサートーン時間 */ }; |
呼び出し先電話番号(100けた以内)の長さを指定します。着信専用で使う場合,0を指定してください。0を指定したのに,BT_WINI関数で発信した場合,BT_WINI関数をLCBの終了コード(CC_SEQE)で拒否します。
呼び出し先電話番号を格納したバッファのポインタを指定します。電話番号は,バッファ内にV25bis,X.21共に,JIS8コードで設定します。回線交換網の短縮ダイヤル,またはペア型の閉域接続で呼び出す場合,短縮ダイヤル番号を指定します。
ダイヤル番号形式を表3-5に示します。
表3-5 ダイヤル番号形式
種類 | ダイヤル番号形式 | 備考 | |
---|---|---|---|
V.25bis | xxxxxxxxxx | CRNコマンドに指定する番号です。 | |
X.21 | 通常発信 | xxxxxxx+ | なし |
短縮ダイヤル発信 | .△△+ | △△は,BT_SETDIAL関数で網に登録する番号です。 | |
ペア型閉域発信 |
自ID長(15バイト以内)を指定します。IDを送信しない場合,0を指定してください。
自IDを格納するバッファのポインタを指定します。指定されたIDはそのままID・ENQ(またはID・ACK0)で相手に送信します。通信相手からの受信IDは,通信管理がLCBテーブルに設定してHSC-APに渡します。この受信IDは,通信管理ではチェックしません。HSC-APでチェックしてください。
発信時の呼び出しトーン時間を,0〜204秒の範囲で指定します。0を指定した場合はトーンを送信しません。指定された秒数は,0.8の倍数に切り上げます。
着信時のアンサートーン時間を,0〜204秒の範関で指定します。0を指定した場合,トーンは送信しません。指定された秒数は,0.8の倍数に切り上げます。
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