uCosminexus DocumentBroker Version 3　システム導入・運用ガイド

4.7.7　定義情報ファイルの記述例（概念検索機能を使用する文書クラスを追加する場合）

ここでは，概念検索機能を使用する文書クラスを追加するための定義情報ファイルの記述例を次に示します。
＜記述例＞
# dmaClass_DocVersionクラスのサブクラスusrClass_DocTextSearchクラスを生成する
 
  [AddSubClass]
  dmaProp_DisplayName=text=dmaClass_DocVersion/usrClass_DocTextSearch
 
# usrClass_DocTextSearchクラスに六つのプロパティを追加する
 
  [AddProperty/usrClass_DocTextSearch]
  dmaProp_DisplayName=text=edmProp_ConceptStIndex
 
  [AddProperty/usrClass_DocTextSearch]
  dmaProp_DisplayName=text=edmProp_DocLength
 
  [AddProperty/usrClass_DocTextSearch]
  dmaProp_DisplayName=text=edmProp_ContentIndexStatus
 
  [AddProperty/usrClass_DocTextSearch]
  dmaProp_DisplayName=text=edmProp_Score
 
  [AddProperty/usrClass_DocTextSearch]
  dmaProp_DisplayName=text=edmProp_RawScore
 
  [AddProperty/usrClass_DocTextSearch]
  dmaProp_DisplayName=text=edmProp_ScoreConcept
　
＜説明＞

概念検索機能を使用する文書クラスとして，usrClass_DocTextSearchクラスを定義して，そのクラスに対して六つのプロパティを追加することを示しています。

サブクラスを追加するので，アクション名は[AddSubClass]とします。定義するプロパティとその値は次のとおりです。

dmaProp_DisplayNameプロパティ
追加するサブクラス名を値として指定します。dmaClass_DocVersionクラスのサブクラスとして，usrClass_DocTextSearchクラスを作成するので「dmaClass_DocVersion/usrClass_DocTextSearch」と指定しています。

dmaProp_DescriptiveTextプロパティ
追加するサブクラスを簡単に説明する文字列を値として指定します。ここでは，記述自体を省略しています。この場合，dmaProp_DisplayNameプロパティに指定した値から「スーパークラス名/」を除いたサブクラス名，すなわち，usrClass_DocTextSearchクラスが仮定されます。

dmaProp_Idsプロパティ
追加するサブクラスに付与するGUIDを値として指定します。ここでは，記述自体を省略しています。したがって，メタ情報の追加コマンド（EDMAddMeta）を実行するときに，-gオプションを指定する必要があります。

usrClass_DocTextSearchクラスに追加する六つのプロパティは動作環境メタ情報ファイル「edmprop.ini」にすでに記述されています。したがって，アクション名[AddProperty/usrClass_DocTextSearch]には，dmaProp_DisplayNameプロパティだけを指定しています。

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4.7.7 定義情報ファイルの記述例（概念検索機能を使用する文書クラスを追加する場合）

4.7.7　定義情報ファイルの記述例（概念検索機能を使用する文書クラスを追加する場合）