uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド
セキュリティ定義ファイルの記述例を例題に沿って説明します。
- <この項の構成>
- (1) セキュリティ定義ファイルで使用する例題
- (2) セキュリティ定義ファイルの記述例
(1) セキュリティ定義ファイルで使用する例題
例題として使用するセキュリティ定義ファイルの定義内容を次の表に示します。
表4-11 セキュリティ定義ファイルの定義内容
指定項目 指定する値 説明 セキュリティ管理者 "admin01" セキュリティ管理者としてユーザID「admin01」のユーザを指定します。 ユーザ権限定義ファイル userperm.ini 使用するユーザ権限定義ファイルのファイル名「userperm.ini」を指定します。 文書フォルダの所有者の権限 FULL_CONTROL 文書やフォルダの所有者に必ず与える権限として,すべての操作を許可します。 文書やフォルダのプライマリグループの権限 READ_WRITE|LINK|VERSION 文書やフォルダのプライマリグループに必ず与える権限として次の操作を許可します。
- オブジェクトのプロパティの参照と更新
- オブジェクト同士の関連づけ
- オブジェクトのバージョンに対する操作
- 文書の内容の参照と更新
すべてのユーザの権限 NONE すべてのユーザに必ず与える権限としては,何も権限を与えません。
(2) セキュリティ定義ファイルの記述例
セキュリティ定義ファイルの記述例を次に示します。
[Security] SecurityAdmin = "admin01" [Entry0001] UserPermDefFile = userperm.ini DefaultACFlagOwner = FULL_CONTROL DefaultACFlagGroup = READ_WRITE|LINK|VERSION DefaultACFlagEveryone = NONE
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