uCosminexus DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド
ここでは,複数の実行環境を構成するシステムやクラスタリングシステムでリファレンスファイル管理機能を使用する場合に,ネットワーク上のマシンの共有ディスクにコンテントを格納するための設定について説明します。
NFSを使用するためには,DocumentBrokerサーバを起動する前に次の設定を実施してください。
- NFSサーバの構成
コンテントの格納先となるサーバマシンで,NFSサーバを構成しておきます。
- NFSファイルシステムのエクスポート
コンテントの格納先となるサーバマシンでコンテントの格納先ディレクトリを作成し,NFSファイルシステムのエクスポートを行います。
- NFSクライアントの構成
DocumentBrokerサーバが存在するマシンで,NFSクライアントの構成を定義します。
- NFSファイルシステムのマウント
DocumentBrokerサーバが存在するマシンで,NFSファイルシステムをマウントします。
NFSの設定の詳細については,オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
なお,コンテントの格納先となるサーバマシンと,DocumentBrokerサーバが存在するマシンは同一のオペレーティングシステムを使用してください。また,パスワードファイルに設定するシステム管理者ユーザのユーザID,およびシステム管理者ユーザが所属するシステム管理者グループのグループIDは,マシン間で同一の内容にしておく必要があります(同じパスワードファイルを使用することを推奨します)。
システム管理者ユーザのユーザID,およびシステム管理者ユーザが所属するシステム管理者グループのグループIDが異なる場合,ファイルアクセスでのエラーの原因となります。
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