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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform プログラム作成の手引


7.3.5 ユーザが値を設定する項目

〈この項の構成〉

(1) インタフェースエリア

表7‒22 インタフェースエリア情報

項番

項目

内容

更新可否

1

開始モード

(データ名11)

データ連携支援の開始モード

'N':正常開始

'R':再開始

'F':強制開始

'S':再開始(読み出しUJ指定)

×

2

リターンコード

(データ名12)

UOCの処理結果

詳細については,表7-23を参照してください。

3

ノード識別子

(データ名13)

ユーザデータ(UJ)を出力したTP1/EEのノード識別子

×

4

ランID

(データ名14)

ユーザデータ(UJ)を出力したTP1/EEのランID

×

5

中央処理通番

(データ名15)

ユーザデータ(UJ)を出力したトランザクションの中央処理通番

×

6

サービス名長

(データ名16)

ユーザデータ(UJ)を出力したトランザクションのサービス名の長さ

サービス名のないトランザクションのときは0が設定されます。

×

7

サービス名

(データ名17)

\0終端あり)

ユーザデータ(UJ)を出力したトランザクションのサービス名

サービス名長が0のときは参照しないでください。

×

8

UJ数

(データ名18)

UOCで渡すユーザデータ(UJ)数

UJ数の履歴情報レコードインデクスがあります。

×

9

先頭累積データ通番

(データ名19)

トランザクション内の先頭の累積データ通番

先頭のUAP履歴情報がUJ以外(IJ/OJ)の場合は,先頭のユーザデータ(UJ)の累積データ通番を設定します。

×

10

最終累積データ通番

(データ名1A)

トランザクション内の最終の累積データ通番

PJがある最終のUAP履歴情報の累積データ通番を設定します。

×

11

反映サービス名長

(データ名1H)

実行している反映サービス名の長さ

×

12

反映サービス名

(データ名1B)

実行している反映サービス名

反映先指定UOCでは参照しないでください。

×

13

ユーザIFAエリアサイズ

(データ名1C)

ユーザIFAエリアのサイズ

×

14

ユーザIFAエリアポインタ

(データ名1D)

ユーザIFAエリアのポインタ

ユーザIFAエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。

×

15

ユーザSATエリアサイズ

(データ名1E)

ユーザSATエリアのサイズ

×

16

ユーザSATエリアポインタ

(データ名1F)

ユーザSATエリアのポインタ

ユーザSATエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。

×

17

接続ハンドル

(データ名1G)

接続ハンドル

trnrks_service定義の-nオプションおよび-iオプションで指定したリソースマネジャに対応した接続ハンドルです。

×

(凡例)

○:更新可

×:更新不可(無視する)

表7‒23 リターンコード情報

項番

項目

内容

1

0

データ連携支援を続行します。

UOCリターン後,編集データエリアに設定したデータをDBキュー書き込み,RPC送信します。

2

4

データ連携支援を続行します。

UOCリターン後,UOCに引き渡されたUJの履歴情報エリアの履歴情報ヘッダおよび履歴情報を,1つのデータにまとめてDBキュー書き込み,RPC送信します。1つにまとめたデータが最大編集データサイズを超えた場合,データ連携支援を中断します。

3

8

対象UJの反映処理を行いません。

UOCリターン後,DBキュー書き込み,RPC送信を実行しないで,対象UJの処理を終了します。次のUJの処理を開始します。

4

12

データ連携支援を中断します。

再開始時,データ連携支援は中断したトランザクションのUJから渡します。

5

100

データ連携支援を強制停止させます。ただし,強制停止する前に呼び出し種別'EN'で開始終了UOCは呼び出しません。

再開始時,データ連携支援は反映処理が未完了だったトランザクションのUAP履歴情報から引き渡します。

6

上記以外

(2) 編集データエリア

6.3 編集UOCインタフェース(C言語)」を参照してください。

(3) 編集データサイズ

6.3 編集UOCインタフェース(C言語)」を参照してください。