30.8.2　eebpprun

機能

オフラインバッチプロセスを起動し，指定された入力パラメタでユーザサービスを起動します。ユーザサービスはバッチトランザクション（BS）として起動します。

ユーザサービス完了後はオフラインバッチプロセスは自動的に終了します。終了時のexitコードは，TP1/EEが異常検知して終了した場合を除き，ユーザサービス内でee_bpp_setrc()関数を発行して指定した値となります。

本コマンドではオフラインバッチの動作に必要な環境変数を適切に設定しているかどうかを確認します。

形式

eebpprun -f 定義ファイル名
        [-j ジョブ名]
        [-m ユーザパラメタ]
        [-e ジョブ識別子]

オプション

-f 定義ファイル名　〜〈パス名〉

オフラインバッチプロセス起動に使用する定義ファイルを指定します。

-j ジョブ名　〜〈1〜31文字の識別子〉《defaultjob》

ジョブ名を指定します。省略時はジョブ名に"defaultjob"を指定しているものとして起動します。

-m ユーザパラメタ　〜〈1〜900文字の文字列〉

サービスの入力パラメタを文字列型式で指定します。ユーザパラメタにスペースを含む場合，「"」で囲んでください。

本オプションで指定した文字列は，ユーザサービス関数のin引数に設定され，文字列長がin_len引数に設定されます。

-e ジョブ識別子　〜〈1〜31文字の識別子〉

オフラインバッチプロセスが出力するメッセージに埋め込むジョブ識別子を指定します。省略時はジョブ情報を埋め込みません。

exitコード

exitコード	内容
0	正常に終了しました。
1	コマンドでエラーが発生しました。
0〜127	ユーザサービスで設定したexitコードです。
129〜	シグナルが発生しました。または，TP1/EEが障害を検知してプロセスダウンし，coreファイルを出力しました。

出力メッセージ

注意事項

本コマンドはオフラインバッチ環境の所有者だけ実行できます。