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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.3.8 eesvstart

機能

サーバを開始します。

なお,本コマンドはTP1/SBのdcsvstartコマンドを包含しています。

形式
eesvstart -u ユーザサーバ名[,ユーザサーバ名…]
         [-a {N|R}]

オプション

-u ユーザサーバ名 〜〈1〜8文字の識別子〉

開始するTP1/EEユーザサーバのサーバ名を指定します。

1つのeesvstartコマンドで指定できるユーザサーバ名の最大数は50です。

複数のユーザサーバ名を指定する場合,ユーザサーバ名とユーザサーバ名との間をコンマ(,)で区切ります。このとき,コンマの前後に空白を入れないでください。

-a {N|R}

開始方法を指定します。本オプションを省略した場合は,前回の終了要因に応じて開始モードが決定されます。

N:TP1/EEを強制初期開始モードで開始します。

R:TP1/EEを回復モードで開始します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB91850-I

コマンド引数ヘルプ

標準出力

KFSB91801-E

引数形式不正

標準エラー出力

KFSB91802-E

引数指定値不正

標準エラー出力

KFSB91803-E

処理エラー

標準エラー出力

KFSB91808-E

サーバ名称重複

標準エラー出力

なお,本コマンドはTP1/SBのdcsvstartコマンドを包含しています。上記以外のメッセージ出力時は,マニュアル「OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 メッセージ」を参照してください。