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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.3.1 eeexecut

機能

トランザクションを静止化し,ユーザ初期化トランザクションを起動します。

すべてのユーザ初期化トランザクション終了後,トランザクションの静止化を解除します。

形式
eeexecut -g サービスグループ名 
        [-t トランザクション静止化監視時間]

オプション

-g サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉

対象のサービスグループ名を指定します。

-t トランザクション静止化監視時間 〜〈符号なし整数〉((1〜300))《20》

すべてのトランザクションが停止するまでの監視時間を秒単位で指定します。監視時間内にすべてのトランザクションが停止しない場合は,ユーザ初期化トランザクションは起動しないで,トランザクション静止化状態を解除します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB95306-E

領域の確保に失敗しました。

標準エラー出力

KFSB95301-E

コマンドの形式が不正です。

標準エラー出力

KFSB95302-E

フラグ引数が不正です。

標準エラー出力

KFSB95305-E

コマンド処理でエラーが発生しました。

標準エラー出力

KFSB95307-E

内部矛盾が発生しました。

標準エラー出力

KFSB95381-I

ヘルプメッセージです。

標準出力

KFSB95382-E

トランザクションの静止化が完了しませんでした。

標準エラー出力

KFSB95383-I

ユーザ初期化トランザクションの起動を受け付けました。

標準出力