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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


29.3.4 eemcple(論理端末定義(TCP/IP))

機能

TCP/IPプロトコルを使用して通信する場合の論理端末に関する環境を定義します。

形式
{{[eemcple -l 論理端末名
          [-i auto|manual]
          [-v 入力メッセージを受信した場合に起動する
              エントリポインタ名に対応したサービス名]]}}

オプション

-l 論理端末名 〜〈1〜8文字の識別子〉

OpenTP1システム内で,一意となる論理端末名を指定します。

-i auto|manual 〜《auto》

論理端末の閉塞解除方法を指定します。

auto

コネクション確立時に自動的に論理端末が閉塞解除されます。

manual

eemcpactleコマンドの実行,またはee_mcp_actle関数の発行によって,手動で論理端末を閉塞解除します。

TP1/FSP(全銀RC)ではautoを指定してください。

-v 入力メッセージを受信した場合に起動するエントリポインタ名に対応したサービス名 〜〈1〜31文字の識別子〉

入力メッセージを受信した場合に起動するエントリポインタ名に対応したサービス名を指定します。

TP1/FSP(全銀RC)では入力メッセージ編集UOCでサービス名を指定するため何も指定しないでください。