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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


29.1.4 TP1/SBシステム定義

〈この項の構成〉

(1) TP1/SBユーザサービス定義

次の項目はTP1/EEが実行するための最適値をユーザーで指定し,表中にない項目については指定する必要がない(TP1/EEには影響しない)ことを示します。

表29‒31 TP1/SBユーザサービス定義

形式

オペランド/環境変数

定義内容

指定値

putenv

環境変数名(任意)

環境変数値

〈文字列〉

EEUSERDUMPDIR

ユーザメモリテーブルダンプ格納ディレクトリ

〈510文字以内のパス名〉

dcputenv

環境変数名(任意)

環境変数値

〈文字列〉

EEUSERDUMPDIR

環境変数名にEEUSERDUMPDIR,環境変数値にユーザメモリダンプの即時出力機能で出力するユーザメモリダンプファイルを格納するディレクトリ名を絶対パスで指定します。指定ディレクトリの直下にユーザメモリダンプファイルを出力するので,システム開始時に存在するディレクトリを指定してください。

複数のTP1/EEプロセスで同一のディレクトリ名を指定しないでください。複数のTP1/EEプロセスで同一のディレクトリ名を指定した場合,ユーザメモリダンプファイルが正常に出力されない場合があります。

本環境変数名を省略した場合は,ユーザメモリダンプの即時出力機能を使用しません。