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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


27.3.1 タイマデータ表にアクセスするTP1/EEがすべて停止している場合の運用

〈この項の構成〉

(1) タイマデータ表の再作成

タイマデータ表にアクセスするTP1/EEがすべて停止している状態で,eetimtblhコマンドに-rオプションを指定してタイマデータ表を削除し,同一のタイマデータ表をeetimtblhコマンドで作成します。本運用の場合,未起動のタイマデータはすべて削除されます。

コマンドの実行例を次に示します。

eetimtblh -t タイマデータ表名 -r
eetimtblh -t タイマデータ表名 -g サービスグループ名

タイマデータ表に未起動のタイマが大量に溜まった状態でタイマデータ表を監視するTP1/EEを正常開始する場合は,起動時に全タイマデータを削除(SQL DELETE)しているため,あらかじめタイマデータ表の再作成を行った方が起動時のSQL実行時間が削減できます。

タイマデータ表の再編成については本運用を推奨します。

(2) データベース再編成ユティリティ

タイマデータ表にアクセスするTP1/EEがすべて停止している状態で,タイマデータ表の再編成ユティリティ(pdrorg)を実行します。データベース再編成ユティリティの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)」を参照してください。

コマンドの実行例を次に示します。

pdrorg -k rorg -t タイマデータ表名 制御情報ファイル1
pdrorg -k ixor -t タイマデータ表名 制御情報ファイル2

制御情報ファイル1の形式例を次に示します。

unloadアンロードデータファイルの絶対パス

制御情報ファイル2の形式例を次に示します。

idxname name=*