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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


24.14.1 TP1/EEプロセスダウン

再開始時,UAP履歴情報の取得要求を行ったトランザクションは,実行状態によってコミット,またはロールバック決着となり,KFSB80903-Iメッセージを出力します。ただし,1相最適化を行っていた場合,KFSB80903-Iメッセージで出力された「該当するトランザクションブランチの完了種別」がロールバック(r)の場合でもコミットしていることがあります。UAP履歴情報の反映有無の確認が必要なときは,次の手順で対処してください。

  1. KFSB80903-Iメッセージで出力された中央処理通番に加え,ノード識別子とランIDを指定して,eeaphedhコマンドを実行します。

  2. 該当の中央処理通番で履歴情報が表示されたときはコミットと判断し,履歴情報が表示されないときはロールバックと判断します。