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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


24.4 表の使い方

UAP履歴情報取得機能では,UAPの任意の履歴情報を取得するための履歴情報表と,複数の履歴情報表を管理するためのグループ管理表を使用します。

履歴情報表は,表の使用状態に応じて次に示す6つの状態で管理します。

TP1/EEが正常開始すると,未使用の履歴情報表の中から現用となる履歴情報表を決定します。再開始時は,前回現用だった履歴情報表を引き継ぎます。現用の決定方法については,「3.5 開始時の現用表の決定」を参照してください。

オンライン中は,現用の履歴情報表にUAP履歴情報を取得し,表の満杯を検知したときや障害を検知したときは,スワップして未使用の履歴情報表を現用として割り当ててUAP履歴情報を取得します。表の状態遷移については,「24.12 履歴情報表の状態遷移」を参照してください。