22.3.1 手動起動
eesvstartコマンドを「-a R」オプション指定で実行すると,TP1/EEが回復モードで起動します。トランザクション回復が終了すると自動的にTP1/EEが終了します。
TP1/EEの前回終了要因が,異常終了,強制終了,または計画停止のどれかの場合だけ手動起動できます。それ以外で手動起動を行うと,KFSB65337-Eメッセージを出力し起動失敗します。
eesvstartコマンドが終了するタイミングは,recover_endsyncオペランド設定値に依存します。
「Y」を指定している場合は,トランザクション回復完了時にコマンドが終了します。複数サーバ名を指定した場合は,TP1/EEをシリアル起動し,全TP1/EEのトランザクション回復を終了した時点でコマンドが終了します。
「N」を指定した場合は,トランザクション回復開始時にコマンドが終了します。複数サーバ名を指定した場合は,TP1/EEをパラレル起動し,全TP1/EEのトランザクション回復を開始した時点でコマンドが終了します。