21.2.1 ユーザメモリダンプファイル
環境変数で指定したユーザメモリダンプファイル格納ディレクトリ配下に,ユーザメモリダンプファイルを作成します。作成するファイルのパーミッションは644とします。ユーザメモリダンプファイルは,次のファイル名称とします。
”userdump_カレント中央処理通番”
(カレント中央処理通番は16進数8桁0詰め)
ファイル出力時に同一の名称のファイルが存在した場合,ファイルを上書きします。これは,カレント中央処理通番がラップし,前回出力時と同一のカレント中央処理通番となった場合も含みます。ただし,同一トランザクション内で当該APIを複数回発行した場合,2回目以降のメモリ領域はファイル末尾に追記します。
ユーザメモリダンプファイルのファイルの自動削除は行いません。単調増加ファイルとなるため,ディスク領域を圧迫しないよう,ユーザ運用で削除してください。
複数のTP1/EEプロセスで同一のユーザメモリダンプ格納ディレクトリを指定すると,ユーザメモリダンプファイル名が重複し,ユーザメモリダンプファイルが正常に出力できないおそれがあるため,複数のTP1/EEプロセスで同一のユーザメモリダンプ格納ディレクトリを指定しないでください。