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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


21.2 即時出力

ユーザメモリダンプAPIの発行時に,指定されたユーザメモリ領域を即時ユーザメモリダンプファイルに出力します。

本機能はUAPのデバッグを目的として提供し,環境変数にEEUSERDUMPDIRを指定した場合だけ機能を使用可能とします。当該環境変数が指定されていない場合に即時出力APIを発行した場合は,即時出力処理を行わないで正常リターンします。

本番で使用する場合は,本機能の代わりにユーザ固有のトレースの取得機能(ee_trb_utrace_put())を使用してください。

図21‒1 即時出力の流れ

[図データ]

〈この節の構成〉