20.2 業務IDの割り当て
最初に業務を開始したトランザクションでユニークな業務IDを生成し,以降,このトランザクションの延長で起動されたトランザクションは業務IDを引き継ぎます。
業務を開始するかどうかはトランザクション種別に依存します。トランザクション種別については「20.4 トランザクション種別」を参照してください。
業務IDのサイズは,固定部12バイトと可変部5バイトの計17バイトから成ります。形式を次に示します。なお,TASKTM上は,固定部は「業務ID」,可変部は「ネスト数」と「ノード識別子」と,別々に表示します。
- XXXX
-
自ノード識別子(node_idオペランド指定値)
- YYYY
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カレント中央処理通番(ネットワークバイトオーダー)
- ZZZZ
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トランザクション起動時刻(通算秒:ネットワークバイトオーダー)
- A
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ネスト通番(1〜255)。プロセスをまたがるたびにインクリメントします。上限(255)に達すると以降はインクリメントしません。
- BBBB
-
TP1/EEノード識別子。プロセスをまたがる場合,送信元TP1/EEのノード識別子を設定します。業務IDの新規割り当て時は"****"が設定されます。
- 〈この節の構成〉