17.4　障害処理

当該機能での障害処理を次の表に示します。

表17‒1　障害処理
項番	障害内容	コマンドの動作	備考
1	対象サービスなし	exitコード1で終了します。	ERRTRN1は起動しません。
2	対象サービスが閉塞中	exitコード1で終了します。	ERRTRN2は起動しません。
3	他ノードへのコマンド転送エラー	exitコード1で終了します。	−
4	応答監視時間タイムアウト	exitコード1で終了します。	CUトラン中のスレッドダウンを含みます。CUトランのスレッドダウン時はCUトラン実行ノードでERRTRN3を起動します。コマンドタイムアウト時もCUトランザクション処理は中断しないで，正常に終了（コミット決着）します。
5	応答メッセージが不正	exitコード1で終了します。	CUトラン実行ノードで応答メッセージ不正を示すエラーメッセージを出力します。 CUトランはロールバック決着します。
6	CUトランザクションがコミット失敗/ロールバック決着	exitコード1で終了します。	−
7	コマンド処理エラー	exitコード1で終了します。	コマンドエラーの原因を示すエラーメッセージを出力します。