14.2.1　概要

トランザクション処理の監視時間制御機能は，ユーザトランザクションの時間監視の開始，時間監視の抑止，抑止した時間監視の再開，時間監視の終了をAPIで指示できます。

ee_trn_chained_commit/ee_trn_chained_rollback関数発行による同期点処理，およびUAPリターン後の同期点処理については，定義によるトランザクション処理時間監視を再開します。

本機能使用時，ee_trn_set_exp_time関数によるトランザクション処理の監視時間の変更はできません。また，ee_trn_set_exp_time関数によるトランザクション処理の監視時間の変更時，本機能は使用できません。

監視時間満了となったときの動作については，マニュアル「OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Server Base Enterprise Option 使用の手引」を参照してください。