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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


11.5.1 タイマデータ表の作成

永続タイマは,HiRDB上のタイマデータ表にタイマ情報を管理します。また,タイマ監視表にタイマデータ表を監視しているTP1/EEの情報を管理します。

タイマデータ表を使用するTP1/EE起動前に,あらかじめタイマデータ表作成コマンドを実行してタイマデータ表,タイマ監視表をHiRDB上に作成しておいてください。

タイマデータ表を複数作成する場合,異なるDB上であっても,すべてのタイマデータ表名を一意にしてください。

図11‒6 タイマデータ表作成コマンド

[図データ]

タイマデータ表作成コマンドで作成する表の情報を次の表に示します。

表名にはSQLの予約語およびHiRDBの予約語を指定できません。予約語の詳細については,マニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」を参照してください。

表11‒1 タイマデータ表作成コマンドで作成する表

項番

表種別

表名

1

タイマデータ表

eetimtblhコマンドの-tオプション指定値

2

タイマ監視表

eetimtblhコマンドの-tオプション指定値+"TW"